直径11cm×高さ6.5cm
■1客ずつバラ売りです。
江戸幕末期-明治時代
縁に若干の修理跡を感じますが、作られた当初の金彩なのか、修復による金彩なのか、見分けが付かない程度にはございます。縁に金を施した跡・デザインとして捉えられる程度です。
九谷と銘がございますが大聖寺伊万里に属する雅な向付です。
菊花型で凹凸による型打成形(江戸時代 柿右衛門窯にただらで作ったものが現存してます:ご参考までに)で作られた器の中でも形状が最も高額となる技法です。
縁が平らなものよりも輪花となる器は総じて今も昔も高価で貴重です。
伊万里から伝わったと考えられる朱色と藍色に当時では珍しい緑色を組み合わせております。
雅に目に映るのは金彩が豊かに取り入れられていることから、使う人が高揚する美しい色彩とフォルムに仕上がっております。
絵付けに関しても花びらとされる1片ずつに隣り合わせに異なる色彩を取り入れて、細い絵筆で巧みに紋様が描かれております。
一見、豪華絢爛に感じますが、手に取ると薄造りでありながら安定感のあるぽってりとした器に静寂な日本の美を感じられるかと思います。
見込みに描かれている紋様は不明ですが、海外と交流が盛んになった頃に、おそらく影響を受けたであろうと思わせる絵付けが珍しいです。
内側の縁、約2.5cm程まで絵付けがございます。
料理を盛り付けた際に、外側と内側の雰囲気が統一されるように絵師が試みた作風かと思います。
細い朱色で描かれた花は、遠目で見ると肌の白さも相まってピンク色に見えます。
限られた顔料・色彩で豊かな表現を実現化した作風は、今の我々が手にした際にも心が温かくなる逸品です。
煮物・和物・アイスクリームやサラダと、様々な料理にお使いいただけるボウルサイズです。
1客お手元にありますと、きっと、ついつい使いたくなる贅沢品です。
箱はありません。
日常遣いにご検討ください。
直径11cm×高さ6.5cm
■1客ずつバラ売りです。
江戸幕末期-明治時代
縁に若干の修理跡を感じますが、作られた当初の金彩なのか、修復による金彩なのか、見分けが付かない程度にはございます。縁に金を施した跡・デザインとして捉えられる程度です。
九谷と銘がございますが大聖寺伊万里に属する雅な向付です。
菊花型で凹凸による型打成形(江戸時代 柿右衛門窯にただらで作ったものが現存してます:ご参考までに)で作られた器の中でも形状が最も高額となる技法です。
縁が平らなものよりも輪花となる器は総じて今も昔も高価で貴重です。
伊万里から伝わったと考えられる朱色と藍色に当時では珍しい緑色を組み合わせております。
雅に目に映るのは金彩が豊かに取り入れられていることから、使う人が高揚する美しい色彩とフォルムに仕上がっております。
絵付けに関しても花びらとされる1片ずつに隣り合わせに異なる色彩を取り入れて、細い絵筆で巧みに紋様が描かれております。
一見、豪華絢爛に感じますが、手に取ると薄造りでありながら安定感のあるぽってりとした器に静寂な日本の美を感じられるかと思います。
見込みに描かれている紋様は不明ですが、海外と交流が盛んになった頃に、おそらく影響を受けたであろうと思わせる絵付けが珍しいです。
内側の縁、約2.5cm程まで絵付けがございます。
料理を盛り付けた際に、外側と内側の雰囲気が統一されるように絵師が試みた作風かと思います。
細い朱色で描かれた花は、遠目で見ると肌の白さも相まってピンク色に見えます。
限られた顔料・色彩で豊かな表現を実現化した作風は、今の我々が手にした際にも心が温かくなる逸品です。
煮物・和物・アイスクリームやサラダと、様々な料理にお使いいただけるボウルサイズです。
1客お手元にありますと、きっと、ついつい使いたくなる贅沢品です。
箱はありません。
日常遣いにご検討ください。