<K14GF>ベビーパールのピアス

金属部分はK14GF(ゴールドフィルド)を使用しております。(一部金メッキ) K14GFとは金属の総重量のうちの1/20以上が14金で出来ている金張り加工のことを言います。普通のゴールドメッキは真鍮（しんちゅう）などにゴールドが薄くコーティングされていますが、K14GFはゴールドメッキの100倍ほどの厚さの14金プレートを圧着させています。長時間使用しても変色したり剥がれたりする心配はほとんどなく、お手頃な価格で金の高級感を味わえるため、ジュエリーのクオリティーを上げることができる素材です。 金属アレルギーについてですが、通常、金属そのものは身体に対して無害なものですが、汗などでイオン化した金属が体内に吸収され、蓄積量が一定量を超えてしまうと、金属アレルギーの症状が現れます。特にアレルギーを起こしやすいのはニッケルと言われています。ニッケルは価格が安いため、銀など他の金属と割金（わりがね）を行うことで製造コストを下げ、強度を増すことができます。また、加工しやすく錆びにくいため、古くからメッキや合金の下地に使用されてきました。 反面、他の金属に比べて溶出しやすく、汗に含まれる塩素イオンの作用でより溶出しやすくなる性質を持っています。ニッケルは中の真鍮にふくまれておりますが、金は汗に溶けにくく、ゴールドフィルドの金は剥がれにくいので、ニッケルによるアレルギー反応が出にくくなります。ただし、金属アレルギーは個人差がありますので、ジュエリーを選ぶ際にはパッチテスト等で素材にも気をつけるとより安心です。