12/8（月）発売。新作マルシェトート

新作のマルシェバッグ型トートバッグのLサイズです。 使用しているのは帆船の帆や、油絵のキャンバスに使われる帆布と山羊革。 岡山県は日本国内における帆布の約7割を生産している名産地なのですが、特に倉敷市にある「倉敷帆布」というブランドの帆布は 目が非常に細かく詰まっており、丈夫で軽く、パリッとした表情という特徴を持っています。 今では殆ど使われていない、シャトル織機（しょっき）という機械で職人の手によってゆっくりと丁寧に織り上げられています。 シャトルというのは緯糸を通すためのシャトル（織機（しょっき）に張られた経糸（たていと）の間を左右に往復して緯糸（よこいと）を通すための、舟形をした小さな道具（杼（ひ））のことです。 ）がある機械を差し、一般的な帆布はシャトルレス織機によりコンピュータ制御されて大量生産されています。一方こちらのシャトル織機は職人の手作業を必要とされるため、シャトルレスの20〜30分の1のスピードでしか織る事が出来ません。非効率な織り方ですが、低速で職人によって縦糸にも緯糸にも負担をかけずに丁寧に織られた生地の目は、高密度で耐久性があり、生地の表面にふっくらとした暖かみのある表情を生み出します。 そんな倉敷帆布と、雪を思わせる白い革のパイピングが効いたくすみイエロー。 寒い日々ですが、少し明るい色を身に纏って冬を楽しむのもいいかも。 ミモザよりも少し暗い、マスタードのようなくすんだ黄色とポケットを縁取る山羊革が季節を問わずお使いいただけます。 落ち着いた印象なので、エレガントな装いにも、少し綺麗めな出勤スタイルにもぴったりです。 なにより色が可愛いし、この色を好きな人がきっといるはず！ 寒くて仕方ない日も、曇った日も、好きな色のバッグと出かければ気分も上がりますよね。 バッグとしての機能の面では、自分でもサンプルを作成し使用してチェックしました。 満員電車に押し潰されたり、重い荷物を入れたり（仕事帰りのお買い物のワインボトルやじゃがいもなども） 雨の日に使ったり、 お弁当の汁をこぼしたり…（偶然）。 そんな過酷な状況にも耐え抜き、それどころか少しずつ馴染んできてより使いやすくなってきています。 とはいえ、もっとこうした方が良いかも・・などと、いくつかの改良点を反映させてこちらの商品が完成しました。 ボディには芯材を貼り、底芯も入っているので重い物を入れて底がたわむこともありません。 物はたくさん入ります。 外側にポケットが３つ。内側にポケットが４つと、折りたためるドリンクホルダーつき。 D管もついているので、鍵やポーチを繋いでも便利です。 この冬から春に向けて好きな色のバッグを持って気分よく過ごしてください。 ●サイズ 底部: 横28✖️奥行17(cm) ※楕円形 開口部: 横43.5✖️奥行18(cm) 高さ23〜27(cm) 持ち手　高さ　23(cm)