ポケットトート ベージュ色 ショルダー付き
ART&RESTAURO LABORATORYを立ち上げた当初から作り続けているトートバック。
リピーター様を含め性別、年代を問わずたくさんの方にご愛用いただいております。
使用しているのは帆船の帆や、油絵のキャンバスに使われる帆布。
最初は通常の国産帆布を使用していました。
そのため、現在の物よりやわらかく、形崩れがしやすい物でした。
帆布というのは育てる生地でもあるので、形が変化するのも味なのですが、少しカジュアルな印象。
そんなある日、某デパートで出店した際に売り場の部長さんや担当の方、いわゆるオフィスワーカーの方々がこのバッグを購入してくださり、お手に取られた場面を見た時に、よりかっちりとした、仕事先にも持っていけるような「きちんと感」が表れる鞄にしたい!
と思い立ち、設計を見直し、生地を探し回って辿り着いたのが岡山県産のブランド帆布「倉敷帆布」でした。
岡山県は日本国内における帆布の約7割を生産している名産地なのですが、特に倉敷市にある「倉敷帆布」というブランドの帆布は
目が非常に細かく詰まっており、丈夫で軽く、パリッとした表情という特徴を持っています。
今では殆ど使われていない、シャトル織機(しょっき)という機械で職人の手によってゆっくりと丁寧に織り上げられています。
シャトルというのは緯糸(よこいと)を通すためのシャトル(織機に張られた経糸(たていと)の間を左右に往復して緯糸(よこいと)を通すための、舟形をした小さな道具(杼(ひ))のことです。ちなみに「シャトル外交」の語源でもあります )がある機械を差し、一般的な帆布はシャトルレス織機によりコンピュータ制御されて大量生産されています。一方こちらのシャトル織機は職人の手作業を必要とされるため、シャトルレスの20〜30分の1のスピードでしか織る事が出来ません。非効率な織り方ですが、低速で職人によって縦糸にも緯糸にも負担をかけずに丁寧に織られた生地の目は、高密度で耐久性があり、生地の表面にふっくらとした暖かみのある表情を生み出します。
通常の国産帆布に比べ、無駄な隙間なくきっちりと織りあげられているため非常に軽いのです。
●「きちんと感」を出すために。
写真にもある様に、裏地の中を開けると驚かれると思いますが、実はがっちり芯材を貼っています。物の荷重がかかる底部分、重力によって下に垂れ下りやすい胴まわりの底付近、そして動きが多い上部の口部分です。
それぞれ違う素材の芯材を専門業者から仕入れ適材適所に吟味して配置しているのです。
試行錯誤の末に現在の形となったポケットトート。
お仕事だけでなく少し清潔感を出したいときのコーディネートにおすすめです。
●こだわりポイント。
ちょっぴり凝り性なわたくし。制作する上で無視できないポイントが盛りだくさん。ここには書ききれないけど、ちょっとだけご紹介します。
・ファスナーの色は外側と合わせたい。
同色が見つけられなかった場合は外側の色と全体的に調和が取れた色を選びます。
もちろん地の生地の色も外側の色と調和をとりたい!
・ファスナー部分の飾り革の糸の色を合わせたい。(写真あり)
いや、それはさぁ、もう良くない?と周りに言われますし私もたまに思います。ミシンの場合、革を縫う時には専用の針に付け替える必要があります。
そのため、このちっこい部分のためだけにいちいち針と糸の色を付け替えるというのは少々、、いや結構手間なのです。
でも色を合わせたくてウズウズす
る。
ため、無の心で都度付け替えて縫っています。
あとは外側のステッチの色も毎回考えながら選んでたり、芯材の目の向きを鞄の動きに合うように配置してたり、ショルダー組のD管の位置を、吊った時に重量がかかって少しでもたわまないよう真横でなく、持ち手近くに付けていたり・・・と。こだわりを詰め込みながら大切に作っています。これらの思考錯誤が生み出す「きちんと感」のあるトートです。
●ポケット 8ヶ所
外ポケット3つ、内ポケット3つ(うち1つはファスナーポケット)
+2ヶ所サイドにペンが挿せるミニポケット付き
●国産8号 倉敷帆布
裏地:綿100%
ファスナーエンド:本革
●カラー
ベージュ
●サイズ 約
高さ 24センチ
横 32センチ
奥行 13センチ
●仕様
YKKファスナー
マグネットホック:アンティークカラー
ポケットトート ベージュ色 ショルダー付き
ART&RESTAURO LABORATORYを立ち上げた当初から作り続けているトートバック。
リピーター様を含め性別、年代を問わずたくさんの方にご愛用いただいております。
使用しているのは帆船の帆や、油絵のキャンバスに使われる帆布。
最初は通常の国産帆布を使用していました。
そのため、現在の物よりやわらかく、形崩れがしやすい物でした。
帆布というのは育てる生地でもあるので、形が変化するのも味なのですが、少しカジュアルな印象。
そんなある日、某デパートで出店した際に売り場の部長さんや担当の方、いわゆるオフィスワーカーの方々がこのバッグを購入してくださり、お手に取られた場面を見た時に、よりかっちりとした、仕事先にも持っていけるような「きちんと感」が表れる鞄にしたい!
と思い立ち、設計を見直し、生地を探し回って辿り着いたのが岡山県産のブランド帆布「倉敷帆布」でした。
岡山県は日本国内における帆布の約7割を生産している名産地なのですが、特に倉敷市にある「倉敷帆布」というブランドの帆布は
目が非常に細かく詰まっており、丈夫で軽く、パリッとした表情という特徴を持っています。
今では殆ど使われていない、シャトル織機(しょっき)という機械で職人の手によってゆっくりと丁寧に織り上げられています。
シャトルというのは緯糸(よこいと)を通すためのシャトル(織機に張られた経糸(たていと)の間を左右に往復して緯糸(よこいと)を通すための、舟形をした小さな道具(杼(ひ))のことです。ちなみに「シャトル外交」の語源でもあります )がある機械を差し、一般的な帆布はシャトルレス織機によりコンピュータ制御されて大量生産されています。一方こちらのシャトル織機は職人の手作業を必要とされるため、シャトルレスの20〜30分の1のスピードでしか織る事が出来ません。非効率な織り方ですが、低速で職人によって縦糸にも緯糸にも負担をかけずに丁寧に織られた生地の目は、高密度で耐久性があり、生地の表面にふっくらとした暖かみのある表情を生み出します。
通常の国産帆布に比べ、無駄な隙間なくきっちりと織りあげられているため非常に軽いのです。
●「きちんと感」を出すために。
写真にもある様に、裏地の中を開けると驚かれると思いますが、実はがっちり芯材を貼っています。物の荷重がかかる底部分、重力によって下に垂れ下りやすい胴まわりの底付近、そして動きが多い上部の口部分です。
それぞれ違う素材の芯材を専門業者から仕入れ適材適所に吟味して配置しているのです。
試行錯誤の末に現在の形となったポケットトート。
お仕事だけでなく少し清潔感を出したいときのコーディネートにおすすめです。
●こだわりポイント。
ちょっぴり凝り性なわたくし。制作する上で無視できないポイントが盛りだくさん。ここには書ききれないけど、ちょっとだけご紹介します。
・ファスナーの色は外側と合わせたい。
同色が見つけられなかった場合は外側の色と全体的に調和が取れた色を選びます。
もちろん地の生地の色も外側の色と調和をとりたい!
・ファスナー部分の飾り革の糸の色を合わせたい。(写真あり)
いや、それはさぁ、もう良くない?と周りに言われますし私もたまに思います。ミシンの場合、革を縫う時には専用の針に付け替える必要があります。
そのため、このちっこい部分のためだけにいちいち針と糸の色を付け替えるというのは少々、、いや結構手間なのです。
でも色を合わせたくてウズウズす
る。
ため、無の心で都度付け替えて縫っています。
あとは外側のステッチの色も毎回考えながら選んでたり、芯材の目の向きを鞄の動きに合うように配置してたり、ショルダー組のD管の位置を、吊った時に重量がかかって少しでもたわまないよう真横でなく、持ち手近くに付けていたり・・・と。こだわりを詰め込みながら大切に作っています。これらの思考錯誤が生み出す「きちんと感」のあるトートです。
●ポケット 8ヶ所
外ポケット3つ、内ポケット3つ(うち1つはファスナーポケット)
+2ヶ所サイドにペンが挿せるミニポケット付き
●国産8号 倉敷帆布
裏地:綿100%
ファスナーエンド:本革
●カラー
ベージュ
●サイズ 約
高さ 24センチ
横 32センチ
奥行 13センチ
●仕様
YKKファスナー
マグネットホック:アンティークカラー
サイズ
高さ 24センチ 横 32センチ 奥行 13センチ
発送までの目安
7日
配送方法・送料
宅配便
900円(追加送料:0円)
全国一律(一部離島を除く)
全国一律(一部離島を除く)
購入の際の注意点
⚫︎お手入れ⚫︎
・風合いが損なわれるため丸洗いは推奨しておりません。
・ご使用前に防汚周防スプレーなどで保護していただくことで汚れを防ぐことができます。
・黒っぽい擦り跡がついた場合は、繊維の目に詰まった埃をかき出すようにブラッシングしてください。または綺麗な消しゴムで軽く擦ると消えることがあります。
※汚れた場合は固く絞った布巾で湿らし、洗剤を付けた歯ブラシなどで叩くように汚れを落とし、再度固く絞った綺麗な布巾で何度か繰り返し叩くようにしてすすぎの代わりに拭き取ってください。その際裏から乾いた布で挟んで汚れを移すようにしてください。
最後に形を整えて陰干ししてください。
・シワが出来た場合はスチームアイロンをかけるか、全体的に霧吹きで湿らせたのち形を整えて陰干ししてください。
・連続してお使いになったら、たまに休ませるなどしてお使いいただくと長くお付き合い出来ます。