グスタフ・クリムト『アデーレ・ブロッホ＝バウアーの肖像』のリバーシブルで2wayに使える大きなマルシェバッグ

アメリカからやって来たすてきな生地で、 大きなバッグを作りました^ ^ よこ52㎝たて40㎝に6㎝のマチが付いた、どーんと大きいサイズです。 肩からかけられて、生地をたっぷり使って裏地も付けましたので、軽くて丈夫です。 裏地は張りのある北欧風の素敵な森の生地で、 こちら側を表にしてリバーシブルで使っても素敵だなぁと思います。 持ち手がどちらの柄にもとっても良いアクセントになってくれました。 洗濯機でお洗濯していただけますので、 毎日のお買い物にエコバッグとしても便利に使っていただけたら嬉しいです。 裏地をペロンと引っ張り出して、底の部分を洗濯バサミで止めて干せば、 あっという間に乾きます。 オーストリアの画家、グスタフ・クリムトの作品『アデーレ・ブロッホ＝バウアーの肖像』です。 クリムトの代表作のひとつで、原画はニューヨークのノイエ・ガレリエに展示されています。 ザ・クリムトカラーですが、黒を基調にしているので、 意外とお洋服にも合わせていただきやすいかなぁと思います。 1907年にクリムトが3年の月日をかけて完成させた作品で、 当時芸術家のパトロンをしていた実業家のブロッホ＝バウアーの妻アデーレをモデルに 依頼を受けて制作されました。 この絵がノイエ・ガレリエに展示されるまでのエピソードは、 何度も映画化されている長い長い物語です。 戦争の被害は、こんなところにもあるんだなと考えさせられます。 エスティ・ローダー社の社長が買い上げてニューヨークに落ち着くことになったお話も深いです。 もし自分に有り余るほどの財産があったら。。誰もが一度は想像したことがあると思いますが、 ブロッホ＝バウアーとその子孫がこの名作を国へ寄贈したような社会貢献が理想だなぁと思ったりしています。 クリムトの黄金期の作品なので、金色がたくさん使われています。 生地でもその色合いを再現するため金糸が使われています。 摩擦やお洗濯で少しづつ光沢が取れてしまうようなので、念のためご留意いただけると助かります。 持ち手のお色ちがいや柄ちがいで他にもシリーズで出来上がりました。 ギャラリーに掲載中です。 たくさん活躍してくれますように^ ^