【京都×和歌山×東京】馬乗り若殿狐さん

郷土玩具に、【馬乗り狐】というのがあります。 平安貴族のような衣装を着たもの、疾走する馬にお尻側を向いてしがみついてるもの、などなど。 「乗馬×着物」と来たら、時代劇で育った身として作りたい物が…。 「やはり 【砂浜を白馬で疾走する若君様】 これを作らねば!! ＼( 'ω')／ｳｵｵｵｵｵｱｱｱｰｰｰｯ!」 この作品の意外な難所は、【若殿の衣装の模様】 あの若殿、そんなに派手派手しい色合いでもなかったはずだけど、何かきらびやかだったような……？ 色んな時代劇の殿様を調べたのですが、 広間に座ったものばかり。 それでも、色々と調べた結果、 【上は無地か地模様、下が錦】 という定番を見つけました。 今回の狐さんの衣装、薄い水色の着物と羽織に、濃紺と錦の袴。 羽織には、花菱をイメージして地模様を描き込んでます。 袴は、濃紺と金色の市松模様で、金色の部分には、毘沙門亀甲(テトラポットみたいな幾何学模様)をこまかく描き込みました。 とても小さいのですが、刀のつばにも黒地に金色で細かく模様が描いてあります。 もちろん、若君様のお馬様なので、馬具の装飾の模様も細かく描き込んでます。 朱赤に金色で七宝や綾織風味の模様、房飾りも金色で細かく描き込み。 後ろの方、袴の後ろから馬具がチラリと見えてるのですが、こちらも黒地に金色で模様を付けました。 若君様の風格が出るように、とことん細かく描き込みました。 きらびやかだけど、派手ではないので、和室はもちろん、洋室にも馴染むと思います。 ちなみに、名前の冠に【京都×和歌山×東京】なのは、モデルになった郷土玩具が京都、若君様が、和歌山生まれ東京勤務(勤務??)だからです。 普段のお部屋 午年の飾り 七五三 子供の日 【材料】石粉粘土、芯材(アルミホイル、針金)、アクリル絵の具、ニス(つやあり、ﾂﾔ消し) 【サイズ】高さ:13.3㎝　幅:12.3㎝　奥行き:6.1㎝