月と猫を象ったバッグチャーム✨
🦋透明感のあるレジンに閉じ込められた月のかけらには、
よく見ると小さな蝶がひそやかに舞っています。
バッグや鍵にそっと寄り添い🗝️
毎日の道を一緒に歩んでくれる、小さな護り手のような存在。
🌙光に揺れるたびに、ふと心を和らげ
あなたの大切な瞬間を静かに見守ってくれます。
🌙ーーーさあ、ここからエルネストリュナの物語を、お楽しみください ーーー😺✨
⋆𓂃 夜想の魔法童話シリーズ ✦ No.1 ⋆𓂃
🍏眠れる姫と月の王子《エルネスト・リュナ》
ー ごめんね……今、目を醒ましてあげる。 ー
姫は、毒に落ちて
“白い棺”のなかで眠り続ける。
それは世界に仕組まれた、
「可愛いという罪」への報い。
彼女は棘の視線に晒され、
優しさの仮面に喉元を差し出し、
知らぬ間に長い暗闇の中へ閉じ込められていたーーー。
ーーーー
🌙《エルネスト・リュナ》の葛藤ーーー。
王子は走っていた。
傷だらけの手。荒れた呼吸。
魔法が効かないほど歪んだ世界を、
たった一人、棺に眠る姫を助けるために走り続けていた。
いつからかずっと持っていた、大切なものの居場所を映す鏡。
そこには、世界でただ一人の大切なお姫様が閉じ込められていたーーー。
ーーーー「お願いだ…、返してくれ…………。
他になにもいらない。ただ一人の大切な人なんだ……!」
“彼女の声が、まだ微かに届く気がする。”
「……お願い…………」
遠く深い夢の底から、震える声が小さくなって、消えていく。
王子は、走り続けた。
ーーーー
🌙《エルネスト・リュナ》 覚醒の記憶。
彼女は、微笑んでいた。
毒に蝕まれながらも、美しく。
「……あぁ、ごめんね、姫。
僕がもっと早く来ていれば、
君は棺でこんなふうに眠らずに済んだのに……」
震える唇を、額へと寄せる。
「待ってて………、今、目を醒ましてあげるよ。」
その瞬間、
静寂がほどけ、星が揺れる。
“封印された名”が彼の内側で目を醒ました。
✨《エリュシオン・セレフィム》目醒め。
目醒めの魔法を持つ、たったひとりの王子。
彼は、ただの青年じゃなかった。
“姫の祈りが届いて引き寄せた、月の欠片の王子様”だった。
鏡は、地上に降りる前から、生まれた時から、もう持っていた。
たったひとつの願いを、映すために。
「………思い出した。僕は、君のために生まれてきたんだ。」
ーーー
彼のキスが落ちたとき、
姫の涙がゆっくりと零れた。
彼女は、眠りの底で確かに願っていた。
「消えてしまうその前に、見つけて」
「突き刺さる憎しみに沈む前に、迎えにきて」
ーーーその祈りは、確かに届いた。
月と猫を象ったバッグチャーム✨
🦋透明感のあるレジンに閉じ込められた月のかけらには、
よく見ると小さな蝶がひそやかに舞っています。
バッグや鍵にそっと寄り添い🗝️
毎日の道を一緒に歩んでくれる、小さな護り手のような存在。
🌙光に揺れるたびに、ふと心を和らげ
あなたの大切な瞬間を静かに見守ってくれます。
🌙ーーーさあ、ここからエルネストリュナの物語を、お楽しみください ーーー😺✨
⋆𓂃 夜想の魔法童話シリーズ ✦ No.1 ⋆𓂃
🍏眠れる姫と月の王子《エルネスト・リュナ》
ー ごめんね……今、目を醒ましてあげる。 ー
姫は、毒に落ちて
“白い棺”のなかで眠り続ける。
それは世界に仕組まれた、
「可愛いという罪」への報い。
彼女は棘の視線に晒され、
優しさの仮面に喉元を差し出し、
知らぬ間に長い暗闇の中へ閉じ込められていたーーー。
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🌙《エルネスト・リュナ》の葛藤ーーー。
王子は走っていた。
傷だらけの手。荒れた呼吸。
魔法が効かないほど歪んだ世界を、
たった一人、棺に眠る姫を助けるために走り続けていた。
いつからかずっと持っていた、大切なものの居場所を映す鏡。
そこには、世界でただ一人の大切なお姫様が閉じ込められていたーーー。
ーーーー「お願いだ…、返してくれ…………。
他になにもいらない。ただ一人の大切な人なんだ……!」
“彼女の声が、まだ微かに届く気がする。”
「……お願い…………」
遠く深い夢の底から、震える声が小さくなって、消えていく。
王子は、走り続けた。
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🌙《エルネスト・リュナ》 覚醒の記憶。
彼女は、微笑んでいた。
毒に蝕まれながらも、美しく。
「……あぁ、ごめんね、姫。
僕がもっと早く来ていれば、
君は棺でこんなふうに眠らずに済んだのに……」
震える唇を、額へと寄せる。
「待ってて………、今、目を醒ましてあげるよ。」
その瞬間、
静寂がほどけ、星が揺れる。
“封印された名”が彼の内側で目を醒ました。
✨《エリュシオン・セレフィム》目醒め。
目醒めの魔法を持つ、たったひとりの王子。
彼は、ただの青年じゃなかった。
“姫の祈りが届いて引き寄せた、月の欠片の王子様”だった。
鏡は、地上に降りる前から、生まれた時から、もう持っていた。
たったひとつの願いを、映すために。
「………思い出した。僕は、君のために生まれてきたんだ。」
ーーー
彼のキスが落ちたとき、
姫の涙がゆっくりと零れた。
彼女は、眠りの底で確かに願っていた。
「消えてしまうその前に、見つけて」
「突き刺さる憎しみに沈む前に、迎えにきて」
ーーーその祈りは、確かに届いた。