Crown刺繍のフラット巾着バッグ

中に使用したチェック柄がいい色味だったので、使ってみたくて選んだところから製作が始まりました。 このチェック柄に合うのは紺色だなと思ったので、表は紺色を選びました。 布のタグに記載がなかったので大丈夫だとは思うのですが、まれに紺色の布で水に濡れると色落ちしたり色移りするものがあるので念の為水に濡れないよう気をつけてお使い下さい。 最近は必要最低限の物だけバッグに入れて持ち歩く方が増えてるので、ちょっとお出かけにぴったりなサイズ感で作ってみました。 きゅっと紐を引っ張ると中が見えなくなる巾着バッグとして使えて、紐をそのままにするとミニフラットトートとしても使えて便利かなと。 中にはポケットが一つ付いているのですが、鍵などパッと取り出せるようにしたい小物はそちらを使うと使いやすくなるかなと思います。 紐の部分はそのままでもお洒落な感じが出るよう先にカラフルな紐で作ったタッセルを付けてみました。しっかり糸で結んで布などに使う接着剤をつけてますが、強く引っ張ると取れてしまったり糸が抜けてしまう可能性があるので気をつけてお使い下さい。 中のチェック柄からモチーフを考えていくことにしたのですが、やはりチェック柄はイギリスを連想しました。 イギリスのブランドや王室の方々のファッション、パンクミュージックからモチーフにぴったりな物を考えたりデザインしてみた結果、1番ピッタリだと思ったのが王冠だなと。 なので王冠をドーンと真ん中に大きくデザインしました。 今回の言葉は、“Cherish what you Love(好きを大切に)”と入れました。 何から言葉を考えていこうかなと思った際に、そう言えばパンクってどういう文化なんだろう??っと思った所から調べた結果、パンク精神がすごく今に合っているなぁ〜と思いまして。 奇抜だと言われてしまうパンクファッションですが、でもつまりは自分らしさを表現できる手段の一つなんだなと。 個性を尊重して自分らしさを妥協しないそんなパンク精神って素敵だなと思い、そこから考えてこの言葉を入れました。 最近SNSで誰かの好きを貶したりマウントを取ってる人をよく見かけますが、好みは人それぞれなのにダサいだの趣味悪いだのとわざわざそれを好きだと言っている方に対して言うのは違うと思いますし、いつから好きになろうと好きに変わりはないのに古参の方が新参の方を見下すような発言をしているのを見ると、何でそうやっていう必要があるのかなと。 人に迷惑をかけたり誰かを傷つけたりするようなことはダメですが、好きなものは好きで良いんじゃないかなと。 好きを貫くって大切だと思います。