サイズ:直径約20.5cm 高さ2.5cm
5枚組/バラ売り厳禁
江戸中期に作られた古伊万里蛸唐草紋様5枚揃いです。
現代でも蛸唐草紋様は多数生産されており、こちらと似たような皿を所有されておられる方も多いかと思います。
しかし残念ながら本物と称される時代物で5枚組は殆ど見かけなくなりました。
出会った所で傷物だったり明治以降のものだったりします。
ご覧の5枚は正真正銘の古伊万里で江戸時代に作られたものです。
1番わかりやすい特徴は裏の高台内側にある重ね焼きの跡で点々がそれです。
描き慣れた筆使いが心地よい作風です。
大名家の特注品で作られた当時では珍しく貴重な磁器で、貴重だった呉須(藍色)をふんだんに用いた絵付けが皿の縁ギリギリまで描かれている立派な逸品です。
中央は松竹梅で江戸時代の流行りや定番、基礎をおさえた真面目な作風です。
ご覧のように5枚揃った状態で目にすることも貴重な出会いとなりました。
バラ売りNGの理由は後世に残したい揃い組というのが大きな理由です。
5枚揃いで江戸時代から受け継がれて大事にされてきた証が状態で確認できます。
話がそれますが、今の時代では蛸唐草紋様を美濃焼や瀬戸焼で作られても伊万里蛸唐草紋様として販売されているのをご存知でしょうか?
各メーカーさんや窯元の努力の賜物ではございますが、その名称、言葉、商品名の通りのお品物は今ご覧の5枚です。
写しと称されるコピー品も数多く出回っておりますが、それぞれ写しだとわかる特徴が必ずあります。
写が悪いという訳では決してございません。骨董品を蒐集される目的の場合は確かな時代物である必要があるので記載させていただいております。
我々の世代より前の古美術商は揃い物は揃いで販売するという店舗が多かったのですが、昨今はバラ売りをしてしまい二度と皿同士を並べて味わえる感動を再現できない売り方、買い方が定着しております。
核家族と称する家庭環境等から個々人の事情や、家族構成が変化する時代に合わせてバラ売りも定着しました。
ちょうど、その頃に店舗経営をして対面販売をしておりましたがバラ売りを希望される方が急激に増えたのは平成の終わり頃からです。
ご友人で2枚と3枚で購入されたり姉妹で分けたりと、微笑ましい商談が進みましたが、いよいよ「1枚だけにして」と申し出る方も出現された頃には仕入れ品も2枚や3枚だけという品物が増えてきておりました。
日本は5・10・20組が定番で明治以降に西洋の文化に影響され6枚揃という生産数が存在しました。
なるべく揃いで作られたものは揃いで所有されますと器の価値と歩んできた時代も保たれます。
話が長くなりましたが、ご覧のようなお品物の場合、滅多に出会えない逸品である上に歴史的な価値が加わります。
そこに添える料理は所有された方が旬の食材を添えて愛でて食す。
贅沢とは?と考えますとご覧のような時代を経てきた器で食すことも含まれます。
そして初心者の方の素朴な疑問で価格帯ですが伊万里は1600年代初頭にはじめて日本で作られた磁器です。
その頃は一般には浸透しておらず1700年代ぐらいになると献上品として用いられ、その後、江戸も後期ぐらいを迎える時に徐々に全国に広がって定着していきます。
まず言えることは当時の生産数です。大名家等から発注を受けて生産される貴重な物の為、数がそれほど多く有りません。割れ物ですので時代毎に割れて金継ぎせずに廃棄されたものも考えると現存数は少ない事をご理解いただけます。
初期伊万里〜古伊万里に関しては幕末〜明治期に作られた伊万里とは呉須の材料も異なり別格扱いであることをご理解ください。時代毎に価格が異なります。
高い〜安いは個人の感覚ですが江戸時代に作られて明治〜大正〜昭和の大戦を経て平成、令和です。
よく残っていた!が正直なお気持ちかと思います。それらを含めた価値が価格に反映されております。あとは作りや形状、色、珍しさなども反映します。
こちらは蒐集歴云十年以上の方に向いてます。
初心者の方でこちらを1番初めに所有されるのは‥‥‥次はもう初期伊万里が欲しい!となるぐらいです。時代物はこちらで満足されて他が目に入らないと思います。
初心者の方で後不明点がございましたらご購入前にご一報ください。
蒐集歴が長い方は問答無用でお気に召されるので、これ以上は愚問です。
この機会にご検討ください。
サイズ:直径約20.5cm 高さ2.5cm
5枚組/バラ売り厳禁
江戸中期に作られた古伊万里蛸唐草紋様5枚揃いです。
現代でも蛸唐草紋様は多数生産されており、こちらと似たような皿を所有されておられる方も多いかと思います。
しかし残念ながら本物と称される時代物で5枚組は殆ど見かけなくなりました。
出会った所で傷物だったり明治以降のものだったりします。
ご覧の5枚は正真正銘の古伊万里で江戸時代に作られたものです。
1番わかりやすい特徴は裏の高台内側にある重ね焼きの跡で点々がそれです。
描き慣れた筆使いが心地よい作風です。
大名家の特注品で作られた当時では珍しく貴重な磁器で、貴重だった呉須(藍色)をふんだんに用いた絵付けが皿の縁ギリギリまで描かれている立派な逸品です。
中央は松竹梅で江戸時代の流行りや定番、基礎をおさえた真面目な作風です。
ご覧のように5枚揃った状態で目にすることも貴重な出会いとなりました。
バラ売りNGの理由は後世に残したい揃い組というのが大きな理由です。
5枚揃いで江戸時代から受け継がれて大事にされてきた証が状態で確認できます。
話がそれますが、今の時代では蛸唐草紋様を美濃焼や瀬戸焼で作られても伊万里蛸唐草紋様として販売されているのをご存知でしょうか?
各メーカーさんや窯元の努力の賜物ではございますが、その名称、言葉、商品名の通りのお品物は今ご覧の5枚です。
写しと称されるコピー品も数多く出回っておりますが、それぞれ写しだとわかる特徴が必ずあります。
写が悪いという訳では決してございません。骨董品を蒐集される目的の場合は確かな時代物である必要があるので記載させていただいております。
我々の世代より前の古美術商は揃い物は揃いで販売するという店舗が多かったのですが、昨今はバラ売りをしてしまい二度と皿同士を並べて味わえる感動を再現できない売り方、買い方が定着しております。
核家族と称する家庭環境等から個々人の事情や、家族構成が変化する時代に合わせてバラ売りも定着しました。
ちょうど、その頃に店舗経営をして対面販売をしておりましたがバラ売りを希望される方が急激に増えたのは平成の終わり頃からです。
ご友人で2枚と3枚で購入されたり姉妹で分けたりと、微笑ましい商談が進みましたが、いよいよ「1枚だけにして」と申し出る方も出現された頃には仕入れ品も2枚や3枚だけという品物が増えてきておりました。
日本は5・10・20組が定番で明治以降に西洋の文化に影響され6枚揃という生産数が存在しました。
なるべく揃いで作られたものは揃いで所有されますと器の価値と歩んできた時代も保たれます。
話が長くなりましたが、ご覧のようなお品物の場合、滅多に出会えない逸品である上に歴史的な価値が加わります。
そこに添える料理は所有された方が旬の食材を添えて愛でて食す。
贅沢とは?と考えますとご覧のような時代を経てきた器で食すことも含まれます。
そして初心者の方の素朴な疑問で価格帯ですが伊万里は1600年代初頭にはじめて日本で作られた磁器です。
その頃は一般には浸透しておらず1700年代ぐらいになると献上品として用いられ、その後、江戸も後期ぐらいを迎える時に徐々に全国に広がって定着していきます。
まず言えることは当時の生産数です。大名家等から発注を受けて生産される貴重な物の為、数がそれほど多く有りません。割れ物ですので時代毎に割れて金継ぎせずに廃棄されたものも考えると現存数は少ない事をご理解いただけます。
初期伊万里〜古伊万里に関しては幕末〜明治期に作られた伊万里とは呉須の材料も異なり別格扱いであることをご理解ください。時代毎に価格が異なります。
高い〜安いは個人の感覚ですが江戸時代に作られて明治〜大正〜昭和の大戦を経て平成、令和です。
よく残っていた!が正直なお気持ちかと思います。それらを含めた価値が価格に反映されております。あとは作りや形状、色、珍しさなども反映します。
こちらは蒐集歴云十年以上の方に向いてます。
初心者の方でこちらを1番初めに所有されるのは‥‥‥次はもう初期伊万里が欲しい!となるぐらいです。時代物はこちらで満足されて他が目に入らないと思います。
初心者の方で後不明点がございましたらご購入前にご一報ください。
蒐集歴が長い方は問答無用でお気に召されるので、これ以上は愚問です。
この機会にご検討ください。