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ステンレスのアレルギーについて

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◆◆ サージカルステンレス(316、316L)でなくとも問題無い可能性について ◆◆ ・ アレルギー対策の要となる酸化膜はサージカルステンレスだけでなく、その他のステンレスでも生成される。 ・ サージカルステンレスである316(L)とその他のステンレスにおいて、アレルギー発生確率の差について情報や証拠が見つからない。 ・ 汗の塩分濃度では316(L)以外のステンレスでもアレルギー対策が充分である可能性がある。 ・ アレルギーの発生はステンレスの種類の差よりも個人差に大きく依存する可能性がある。(ステンレス中のどの金属に反応するか個人差がある。) ・ 316(L)はアレルギー原因の1つであるニッケルが304よりも多い。(例外あり) ・ 316(L)に含まれるモリブデンに対してアレルギーを起こす方が少なからずいる。 ◆ 201 304 316 316Lの違い 一言にステンレスと言っても、200以上の種類があります。 アクセサリーでは※SUS201、304、316、※316Lという種類が特に使われますが、皮膚アレルギーに関連する※耐食性の力については、201<304<316<316Lの順番となり、この4種類の中では316Lがもっとも優れています。 反対に価格では201が一番安くなります。 おおざっぱに簡単な説明になりますが、201より304の方がクロムの量が多く、その304のニッケルを増やしてからモリブデンを添加すると316になり、さらに316の炭素量を減らすことで316Lになります。いずれも腐食に対して強くなる処理となります。 ※ SUS・・Steel Use Stainlessの略称 ※ 316L・・LはLow carbonの意味 ※ 耐食性・・腐食しにくくする性質→ アレルギーの原因となる金属イオンが発生しにくい ◆ ステンレスがアレルギーを引き起こしにくい理由 ステンレスの主成分である鉄にクロムが含まれることで、大気中の酸素との結び付きによって表面に特有の酸化膜が発生します。この酸化膜がサビを防ぐだけでなく、ステンレスが皮膚に直接触れないようにしてアレルギーを発生しにくくします。 この酸化膜は非常に薄いものの、損傷した場合には化学反応によって恒久的に再生します。 Webサイトによっては「一度この酸化膜が無くなったら再生しない。」と書かれている場合がありますが、例えば海水に近い環境では再生は難しくなります。(ステンレスの種類にもよる) その理由は塩分の中にある塩素イオンが酸化膜を壊す性質があるためですが、そのような環境から離れれば問題無く再生します。 ◆ 316(L)とそれ以外、どちらを選ぶか ◆ 304含む全てのステンレスにおいて酸化膜が形成されるため、316(L)以外でも基本的にはアレルギー対策のアクセサリー素材として問題ありません。 酸化膜は非常に薄いものの、外部の衝撃などによって剥がれた場合にも即座に修復が行われます。 しかし、316(L)は汗のような塩分に触れた場合の耐食性が強く、よりアレルギーを引き起こしにくくなるため金属アレルギーに敏感、経験のある方は選択肢として考える必要があります。 ただ、汗の中の塩分濃度は約0.3%で海水の10分の1程度となり、アクセサリーにおいては201や304のステンレスでも充分である可能性が高いです。 もしも316(L)でもアレルギーが出でしまう場合にはゴールドやチタン、アレルギー対策のコーティング剤を検討する必要があります。 ◆ 本当に316、316Lを使用しているのかわからない ◆ 316や316Lは通称「サージカルステンレス」と呼ばれ、アレルギー対策の金属として代名詞的な存在になっています。 しかしながら、本当にサージカルステンレスなのかどうかは科学的な検査を行わなければわからず、偽物も多く出回っているのが現状です。 当店の科学的な調査においても、アレルギー対策パーツを販売している有名なサイトで偽物が販売されていることがわかっています。 当店ではステンレスの種類について保証ができる場合には、ステンレスの種類を明記しています。 ◆ 酸化膜を再生させるために洗浄を ◆ ステンレスアクセサリー着用後、汗や汚れによって酸化膜が削れている場合があります。 この酸化膜があることがアレルギーを引き起こしにくくする要になっているため、着用後のお手入れが肝心となります。 お手入れ方法としては、中性洗剤で水洗いをした後にドライヤーで水分を飛ばしていただき、その後に自然乾燥させます。
◆◆ サージカルステンレス(316、316L)でなくとも問題無い可能性について ◆◆ ・ アレルギー対策の要となる酸化膜はサージカルステンレスだけでなく、その他のステンレスでも生成される。 ・ サージカルステンレスである316(L)とその他のステンレスにおいて、アレルギー発生確率の差について情報や証拠が見つからない。 ・ 汗の塩分濃度では316(L)以外のステンレスでもアレルギー対策が充分である可能性がある。 ・ アレルギーの発生はステンレスの種類の差よりも個人差に大きく依存する可能性がある。(ステンレス中のどの金属に反応するか個人差がある。) ・ 316(L)はアレルギー原因の1つであるニッケルが304よりも多い。(例外あり) ・ 316(L)に含まれるモリブデンに対してアレルギーを起こす方が少なからずいる。 ◆ 201 304 316 316Lの違い 一言にステンレスと言っても、200以上の種類があります。 アクセサリーでは※SUS201、304、316、※316Lという種類が特に使われますが、皮膚アレルギーに関連する※耐食性の力については、201<304<316<316Lの順番となり、この4種類の中では316Lがもっとも優れています。 反対に価格では201が一番安くなります。 おおざっぱに簡単な説明になりますが、201より304の方がクロムの量が多く、その304のニッケルを増やしてからモリブデンを添加すると316になり、さらに316の炭素量を減らすことで316Lになります。いずれも腐食に対して強くなる処理となります。 ※ SUS・・Steel Use Stainlessの略称 ※ 316L・・LはLow carbonの意味 ※ 耐食性・・腐食しにくくする性質→ アレルギーの原因となる金属イオンが発生しにくい ◆ ステンレスがアレルギーを引き起こしにくい理由 ステンレスの主成分である鉄にクロムが含まれることで、大気中の酸素との結び付きによって表面に特有の酸化膜が発生します。この酸化膜がサビを防ぐだけでなく、ステンレスが皮膚に直接触れないようにしてアレルギーを発生しにくくします。 この酸化膜は非常に薄いものの、損傷した場合には化学反応によって恒久的に再生します。 Webサイトによっては「一度この酸化膜が無くなったら再生しない。」と書かれている場合がありますが、例えば海水に近い環境では再生は難しくなります。(ステンレスの種類にもよる) その理由は塩分の中にある塩素イオンが酸化膜を壊す性質があるためですが、そのような環境から離れれば問題無く再生します。 ◆ 316(L)とそれ以外、どちらを選ぶか ◆ 304含む全てのステンレスにおいて酸化膜が形成されるため、316(L)以外でも基本的にはアレルギー対策のアクセサリー素材として問題ありません。 酸化膜は非常に薄いものの、外部の衝撃などによって剥がれた場合にも即座に修復が行われます。 しかし、316(L)は汗のような塩分に触れた場合の耐食性が強く、よりアレルギーを引き起こしにくくなるため金属アレルギーに敏感、経験のある方は選択肢として考える必要があります。 ただ、汗の中の塩分濃度は約0.3%で海水の10分の1程度となり、アクセサリーにおいては201や304のステンレスでも充分である可能性が高いです。 もしも316(L)でもアレルギーが出でしまう場合にはゴールドやチタン、アレルギー対策のコーティング剤を検討する必要があります。 ◆ 本当に316、316Lを使用しているのかわからない ◆ 316や316Lは通称「サージカルステンレス」と呼ばれ、アレルギー対策の金属として代名詞的な存在になっています。 しかしながら、本当にサージカルステンレスなのかどうかは科学的な検査を行わなければわからず、偽物も多く出回っているのが現状です。 当店の科学的な調査においても、アレルギー対策パーツを販売している有名なサイトで偽物が販売されていることがわかっています。 当店ではステンレスの種類について保証ができる場合には、ステンレスの種類を明記しています。 ◆ 酸化膜を再生させるために洗浄を ◆ ステンレスアクセサリー着用後、汗や汚れによって酸化膜が削れている場合があります。 この酸化膜があることがアレルギーを引き起こしにくくする要になっているため、着用後のお手入れが肝心となります。 お手入れ方法としては、中性洗剤で水洗いをした後にドライヤーで水分を飛ばしていただき、その後に自然乾燥させます。
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