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QUEEN SEIKO クイーンセイコー 希少第二世代初期型 1965年 セイコー亀戸工場製 レディース ヴィンテージ 手巻き時計

130,000
残り0点もの
4
クイーンセイコーの第2世代にあたるモデルには、 いくつかのバリエーションがあります。 もっとも知られているのは、 このカットガラスをあしらった ラウンドシェイプ(丸型)のモデルです。 イエローゴールド張りの個体が多いなか、 本品はホワイトゴールド張り。 おそらく割合としては5:1にも満たない、 レアなカラーです(ステンレス製ではありません)。 初代モデル(丸型)との共通点は、 厚手のゴールド張りがほどこされた贅沢なボディ。 そしてもっとも異なる点は、 初代の裏蓋に存在した「メダリオン」と呼ばれる、 立体的な刻印が、セカンドモデルにはないことでした。 少なくとも、研究家やマニアのあいだでは、 そう信じられています。ーー今も。 本品はそんな定説や俗説をひっくりかえす、 歴史的発見にも等しいレアな1本です。 本品の裏蓋には見まがうことなき、 メダリオンが燦然と輝きます。 この時計を見つけたとき、 わたくしどもはまず初代の晩年にでもリリースされた、 「(初代の)マイナーチェンジモデル」ではと考えました。 それとて現実的とはいえないレアな代物ですが、 セカンド(2代目)にメダリオンはありえない、 との説を信じきっていたので、 裏蓋を見た時点でそう思いこんだのです。 それにくわえて意匠がマニッシュに過ぎて 不評を買った初代が、 一転してガーリーなデザインをまとい、 ひとまず「観測気球」として少量生産されたーー などと考えれば辻褄が合わなくもありません。 そんな突拍子もない話のほうがあり得そうなくらい、 つまり2代目にメダリオンはないと、 時計の世界では頑なに信じられていました。 本品のムーヴメントは1964年に開発された、 「キャリバー1020」。 これはセカンドモデルのためにお膳立てされた、 当時の最新鋭メカにほかなりません。 本品の製造は’65年1月……、 セカンドの最初期にあたります。 とどのつまり、この時計は、 「メダリオンを有するセカンドモデル(2代目)」 である、という事実に辿りつきます。 大発見、かもしれません。 本品の存在は、2代目もそのごく初期には メダリオンが刻印されていたという、 新事実の証左といえるでしょう。 ちなみに、初代と2代目ではサイズが異なり、 裏蓋の互換性はないことも付記しておきます。 両者は直径に大きな差があり、 裏蓋の交換も改造も改竄も不可能です。 またそもそも本品の裏蓋には、 セカンドモデルであることを証する固有番号が 刻印されています。 メダリオンとまさに背中あわせに、 動かぬ証拠が刻まれているわけです。 セイコーがクイーンセイコーのメダリオンを廃止したのは、 主にコストダウンが目的だったといわれています。 わたくしどもは本品の発見以来、 その説も怪しいものだと疑うようになりました。 事実、3代目クイーンセイコーでは、 つくりが簡易にはなりますが、 メダリオンが復活しています。 わたくしどもはなんとなくわかってしまいました。 セイコーが2代目のごく早い段階で、 メダリオンの廃止に踏み切った理由が……。 そのワケはただひとつ、 似合わないから。 だと思います(笑) フェミニンな意匠とごっついメダリオンが、 正直ぜんぜんフィットしていません。 トライ•アンド•エラー(試行錯誤)……。 その尊い「エラー」のほうに、 後年になって価値が見出されることが、 世の中にはままあります。 *本品は使用感の少なくない中古時計です (ブレスレットは未使用品)。 1965年 日本製 23石 手巻ムーヴメント 文字盤直径:約14mm 本体:縦 約25mm(ラグを含む)    横 約21mm(リューズを含む) 重さ:約g(ブレスレットを含む) 腕まわり:〜約180mm 材質:14金ホワイトゴールド張り ブレスレット:10金ホワイトゴールド張り(米国製/デッドストック) 分解整備済み 日差:±30秒前後(平置) 外箱・取説等の付属品はありません
クイーンセイコーの第2世代にあたるモデルには、 いくつかのバリエーションがあります。 もっとも知られているのは、 このカットガラスをあしらった ラウンドシェイプ(丸型)のモデルです。 イエローゴールド張りの個体が多いなか、 本品はホワイトゴールド張り。 おそらく割合としては5:1にも満たない、 レアなカラーです(ステンレス製ではありません)。 初代モデル(丸型)との共通点は、 厚手のゴールド張りがほどこされた贅沢なボディ。 そしてもっとも異なる点は、 初代の裏蓋に存在した「メダリオン」と呼ばれる、 立体的な刻印が、セカンドモデルにはないことでした。 少なくとも、研究家やマニアのあいだでは、 そう信じられています。ーー今も。 本品はそんな定説や俗説をひっくりかえす、 歴史的発見にも等しいレアな1本です。 本品の裏蓋には見まがうことなき、 メダリオンが燦然と輝きます。 この時計を見つけたとき、 わたくしどもはまず初代の晩年にでもリリースされた、 「(初代の)マイナーチェンジモデル」ではと考えました。 それとて現実的とはいえないレアな代物ですが、 セカンド(2代目)にメダリオンはありえない、 との説を信じきっていたので、 裏蓋を見た時点でそう思いこんだのです。 それにくわえて意匠がマニッシュに過ぎて 不評を買った初代が、 一転してガーリーなデザインをまとい、 ひとまず「観測気球」として少量生産されたーー などと考えれば辻褄が合わなくもありません。 そんな突拍子もない話のほうがあり得そうなくらい、 つまり2代目にメダリオンはないと、 時計の世界では頑なに信じられていました。 本品のムーヴメントは1964年に開発された、 「キャリバー1020」。 これはセカンドモデルのためにお膳立てされた、 当時の最新鋭メカにほかなりません。 本品の製造は’65年1月……、 セカンドの最初期にあたります。 とどのつまり、この時計は、 「メダリオンを有するセカンドモデル(2代目)」 である、という事実に辿りつきます。 大発見、かもしれません。 本品の存在は、2代目もそのごく初期には メダリオンが刻印されていたという、 新事実の証左といえるでしょう。 ちなみに、初代と2代目ではサイズが異なり、 裏蓋の互換性はないことも付記しておきます。 両者は直径に大きな差があり、 裏蓋の交換も改造も改竄も不可能です。 またそもそも本品の裏蓋には、 セカンドモデルであることを証する固有番号が 刻印されています。 メダリオンとまさに背中あわせに、 動かぬ証拠が刻まれているわけです。 セイコーがクイーンセイコーのメダリオンを廃止したのは、 主にコストダウンが目的だったといわれています。 わたくしどもは本品の発見以来、 その説も怪しいものだと疑うようになりました。 事実、3代目クイーンセイコーでは、 つくりが簡易にはなりますが、 メダリオンが復活しています。 わたくしどもはなんとなくわかってしまいました。 セイコーが2代目のごく早い段階で、 メダリオンの廃止に踏み切った理由が……。 そのワケはただひとつ、 似合わないから。 だと思います(笑) フェミニンな意匠とごっついメダリオンが、 正直ぜんぜんフィットしていません。 トライ•アンド•エラー(試行錯誤)……。 その尊い「エラー」のほうに、 後年になって価値が見出されることが、 世の中にはままあります。 *本品は使用感の少なくない中古時計です (ブレスレットは未使用品)。 1965年 日本製 23石 手巻ムーヴメント 文字盤直径:約14mm 本体:縦 約25mm(ラグを含む)    横 約21mm(リューズを含む) 重さ:約g(ブレスレットを含む) 腕まわり:〜約180mm 材質:14金ホワイトゴールド張り ブレスレット:10金ホワイトゴールド張り(米国製/デッドストック) 分解整備済み 日差:±30秒前後(平置) 外箱・取説等の付属品はありません

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購入の際の注意点

【ヴィンテージをおすすめする理由】 懐中時計の時代から小型化や複雑化など、 めざましい発展を遂げてきた機械時計*。 クオーツ時計**の登場(1969年)により、 その様相は一変します。 (* **機械時計とクオーツ時計の違いについては後述) それまでは職人が時間と労力を費やすことで、 はじめて実現しえた「精度」。 それがテクノロジーの力で、 いとも簡単に実現してしまう時代が到来したためです。 手づくりの精密機械から、大量生産の電化製品へーー。 それは時計の定義や概念さえも覆る大転換期でした。 ここ数年は高級品を中心に機械時計への回帰が見られますが、 メカの設計自体がだいぶ簡素化したため、 復活や復権とは言えない面があります。 かつて手作業が担っていたプロセスを、 プログラミングされた工作機が代替する場面も多く、 その違いはほぼ「別もの」といえるほど。 強度と使い勝手はやや増したものの、 手工芸品としての価値は下がってしまいました。 中世の昔から積みあげた知恵と匠みの結晶、機械時計。 またその「王位」を継承するために、 あらゆる技術を投入して開発された初期クオーツ時計。 わたくしどもがお勧めしたいのは、 そんなふたつのタイプの時計たちです。 【時計のきほん】 時計には大きく分けて、 ・機械時計 ・クオーツ時計 の2種類があります。 機械時計とは電源(電池)を用いない、 ぜんまい仕掛けの精密機械のことです。 クオーツ時計は水晶の電圧効果で駆動する電子機器です。 ほかにも音叉時計•電磁時計•電波時計などがあります。 【機械時計の使いかた】 機械時計は手動でぜんまいを巻く「手巻き時計」と、 内部に備わるローター(振り子)がぜんまいを巻き上げる、 「自動巻き時計」とに分かれます。 手巻きは指先でリューズを回してぜんまいを巻きあげてください。 自動巻きは人の手首の動きを利用して動力を蓄える仕組みですが、 それだけでは1日に必要なパワーを得られないので、 はじめは手巻き時計のように手で巻いて始動させます。 自動巻きとは「腕につけていれば止まらない」機能であり、 長時間放置すれば自然と停止します。 故障ではありません。 手巻き•自動巻きいずれにも共通して、 「使わない日もぜんまいを巻くべきか?」 というご質問をよくいただきます。 「どちらでもよい」が弊店の回答です。 使わない日は必ずしも巻く必要はありません。 毎日巻いて動かすほうが 機械の調子を維持しやすいとの説も耳にしますが、 たとえそうだとしても部品の消耗を考えれば五十歩百歩です。 再起動させるたびに時刻やカレンダーを合わせるのは、 たしかに少々面倒ではありますが、 「OFFの日」も無意味ではないというのが弊店の意見です。 【留意点】 機械時計は磁気に弱いという特徴があります。 テレビ・ラジオ・携帯端末・PCなど、 強い放電をともなう機器のそばに長時間放置すると、 内部が帯磁して精度が損なわれます。 磁気を帯びた時計は専門店のサービスを受ければ容易に回復しますが、 なるべく上記のような機器から離れた場所で保管することをお勧めします。 また現代の時計にくらべて防水機能は劣ります。 たとえ防水を謳う時計であっても、 経年劣化によりガラスや金属•ゴムパッキンなどの「水際」を守る部品に、 わずかな隙間が生じているかもしれません。 装着したままの遊泳や入浴は厳禁です。 極端な悪天候や本格的な洗顔のさいも念のため外すなど、 日常的に一定の配慮が必要です。 【お手入れ】 機械時計は正常に動いていても、 2〜3年に1度は専門店でオーバーホールを受けるのが理想です。 定期的に内外の汚れを落とし、メカの潤滑油を保つことで、 故障を未然に防ぎ、寿命を長持ちさせる効果があります。 クオーツ時計は2年程度のサイクルで電池交換が必要になります。 クオーツのオーバーホールは5年ごとがおおよその目安です。 【古物(ヴィンテージ)•骨董(アンティーク)のあつかいについて】 どんなによい品であっても経年変化をまぬかれることはありません。 どんなに美しい人も加齢をまぬかれないのと同様です。 内外に「傷み」は生じるもの……。 お渡し前に可能なかぎりメインテナンスを施してはおりますが、 現代の新品と同様のクオリティを期待されるお客さまに、 おそらく古物(ヴィンテージ)は向きません。 また現代とはちがい、 往時は製造者(売り手)がとり扱いや使用法について、 ユーザー側に一定の「理解」や「工夫」、 あるいは「自己責任」を求めていた時代です。 上記の磁気や湿気への気配りをはじめとして、 使用者が丁寧にとり扱うことを前提に製造された精密機器といえます。 とくに時計はかつて贅沢品であり、 代々引き継がれる「家宝」として流通していたため、 大切に扱うのが普通でした。 またそのようにつくられています。 時計がスポーツや冒険のツールとして用いられる時代以前の産物です。 用途そのものが違うとお考えいただくとよいかもしれません。 【アフターセールス】 販売前にオーバーホール(完全分解清掃)を施した一部商品を除き、 故障時の保証は付帯しておりません。 また近ごろ横行するすり替えや、 部品窃取といったトラブルを回避する意味からも、 ご購入後の返品•返金のご要望は承れません。 ご購入者さまには弊店の連絡先をお知らせしております。 故障やお困りごと、使用方法のご質問等につきましては、 どうぞお気軽にお寄せくださいませ。 対処法•解決策を見つけるお手伝いをさせていただきます。
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    SEIKO Fashionセイコーファッション 1960年代 レディース ヴィンテージ 手巻き時計 ミントコンディション

    作家・ブランドのレビュー 星5
    無事、時計をお迎えできました。 丁寧な梱包、時計への愛情を感じました。 ヴィンテージ時計の世界を楽しみたいと思います。 ありがとうございました。
    2025年12月14日
    by heihei64
    solent (ソレント) さんのショップ
    solent (ソレント) からの返信
    このたびはお買い上げを賜り、 まことにありがとうございました。 時計商として一本一本丁寧に 扱いたいのはもちろんですが、 古物商として、波瀾万丈の長い歳月を 生き抜いた〝サバイバー〟たちへの リスペクトを忘れないよう心がけています。 どうぞ末長くお楽しみくださいませ。 そのためのサポートに尽力いたします。
    作家・ブランドのレビュー 星5
    2025年12月14日 by heihei64

    無事、時計をお迎えできました。 丁寧な梱包、時計への愛情を感じました。 ヴィンテージ時計の世界を楽しみたいと思います。 ありがとうございました。

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    SEIKO Bracelet “Salvia” セイコーサルビア 1970年 セイコー亀戸工場製 レディース ヴィンテージ 手巻き時計 未使用 デッドストック

    作家・ブランドのレビュー 星5
    無事に受け取りました。わくわくしながら待っていました。想像以上に素敵で可愛らしい時計でした!カチコチと微かにいい音がして癒されます。デッドストックとの事で大変綺麗な状態でした。商品の説明や梱包の丁寧さから大変信頼のおけるお店と、安心して購入できました。奇跡のようなご縁で私の手元に来たステキな時計を末永く大切にしていきたいと思います。本当にありがとうございました!
    2025年12月1日
    by pentahearts
    solent (ソレント) さんのショップ
    solent (ソレント) からの返信
    このたびはセイコーサルビアをお迎えいただき、 まことにありがとうございました。 デザイン性の高いとても個性的な時計で、 スタッフのあいだでも人気がありました。 魅力をおわかりいただけるオーナー様に恵まれ、 サルビアも幸せだと思います。 半世紀以上にもわたって、ひたすら出逢いを 待ちつづけた甲斐があったというものです。 とうにこの世にはない「同世代」の時計たちも 多いなかで、このサルビアのように、 遅咲きの春を迎える幸福なケースがあります。 一つひとつの時計には「物語」があり、 わたくしどもはそこをこそ大切にしたいと、 つねづね思っています。 どうぞ末長くともにお暮らしくださいませ。
    作家・ブランドのレビュー 星5
    2025年12月1日 by pentahearts

    無事に受け取りました。わくわくしながら待っていました。想像以上に素敵で可愛らしい時計でした!カチコチと微かにいい音がして癒されます。デッドストックとの事で大変綺麗な状態でした。商品の説明や梱包の丁寧さから大変信頼のおけるお店と、安心して購入できました。奇跡のようなご縁で私の手元に来たステキな時計を末永く大切にしていきたいと思います。本当にありがとうございました!

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    ZENITH ゼニス 1960年代 スイス製 レディース ヴィンテージ 手巻き時計

    作家・ブランドのレビュー 星5
    無事に受け取りました。 カッコいいデザインに一目惚れしました。 やっぱり買って良かったと思いました😊 ブレスレットに重ね付けしても素敵です。 出番が増えそうです。 この度も、ありがとうございました。 細かな気遣いをして頂けるので、安心して購入できます。 また、よろしくお願いいたします🙇
    2025年11月16日
    by chance50
    solent (ソレント) さんのショップ
    solent (ソレント) からの返信
    このたびはリピート購入に厚く御礼申し上げます。 日本的な美に満ちた前作セイコーブレスレットと、 スイスの一流時計らしいシンプルな機能美を特徴とする本品。 どちらにも捨て難い魅力があります。 同じドレスウォッチでも個性が異なります。 往年の国産時計とスイス時計、 いずれの魅力もぜひご堪能くださいませ。
    作家・ブランドのレビュー 星5
    2025年11月16日 by chance50

    無事に受け取りました。 カッコいいデザインに一目惚れしました。 やっぱり買って良かったと思いました😊 ブレスレットに重ね付けしても素敵です。 出番が増えそうです。 この度も、ありがとうございました。 細かな気遣いをして頂けるので、安心して購入できます。 また、よろしくお願いいたします🙇

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