ガラスのぶどう《紅とけて》

《紅とけて》 ― ほどけてゆく、熱の記憶 ― 心に秘めた、赤の熱。 それは言葉にすれば崩れてしまいそうな、 ほんの一瞬の、鮮やかな気持ち。 黒にとけて、紅にゆれて。 やがて、深い静けさだけを残してゆく。 ──────────── ひと粒ひと粒、炎の中でゆっくりと溶かし、 ぶどうのかたちに結んだ、ガラスのネックレスです。 アメリカンチェリーを思わせるような透明感ある赤色には、 細かな気泡が含まれ、みずみずしい輝きを宿しています。 それに寄り添うのは、艶やかな不透明の赤、黒、 そして銀化させた黒。 静と動、熱と静寂―― 異なる赤と黒が、調和とコントラストを織りなしながら、 ひとつの美しい余韻を形づくっています。 それぞれの粒は動きに合わせて揺れ、 光を受けるたびに違う表情を映し出します。 金具はゴールドカラー。 チェーンの長さは約55cm＋アジャスター5cm。 落ち着きのある華やかさで、季節や装いを問わずお楽しみいただけます。 ※こちらの作品は、再販リクエストは承っておりません。 今ここでの出逢いを、どうぞ大切に。 あのときの想いが、まだ胸の奥に。 静かにゆらめく《紅とけて》、 どうかあなたの心に、そっと寄り添えますように。