小豆鼠(あずきねず)。
なんて風流な名前を持ったお色でしょう。
江戸時代中期には、鼠色は百通り。茶色は四十八茶、といわれるくらい、人々はくすんだお色目を求めて、そのバリエーションには限りがなかった、らしいのです。
華美な装いが禁じられると、より難しい色のお召し物で存在をアピール、と言うことなのでしょうか。
それにしても、この柔らかなたたずまい。
上品で可愛らしい小紋着尺からブラウスを仕立てたのですが、思いがけず、おしゃれ度高く仕上がりました。
それはなにより、藍の挿し色があちこちで、モダンを主張しているからに違いありません。
笹や梅は意匠化されて、雪輪にすっぽりと納まり、藍を覗かせることで一層の可愛らしさが生まれました。
アクセサリーをじゃらじゃらとお付けになったり、うんとシンプルに装われたり。
重めのスカートや軽いスパッツ。
素敵に軽く着こなして、江戸の粋と可愛らしさを、街行く皆様に見せてお上げになってください。
洗濯はお水で。おしゃれ着専用洗剤をお勧めします。ドラム式洗濯機でしたら、洗濯専用ネットに入れて、ゆるい水流で洗っていただければ、手洗いにこだわる必要はありません。お洗濯の後は速やかに陰干し。衣桁という着物専用のハンガーをお使いになると、干すときや収納に便利です。和装販売店でお求めいただければ幸いです。
小豆鼠(あずきねず)。
なんて風流な名前を持ったお色でしょう。
江戸時代中期には、鼠色は百通り。茶色は四十八茶、といわれるくらい、人々はくすんだお色目を求めて、そのバリエーションには限りがなかった、らしいのです。
華美な装いが禁じられると、より難しい色のお召し物で存在をアピール、と言うことなのでしょうか。
それにしても、この柔らかなたたずまい。
上品で可愛らしい小紋着尺からブラウスを仕立てたのですが、思いがけず、おしゃれ度高く仕上がりました。
それはなにより、藍の挿し色があちこちで、モダンを主張しているからに違いありません。
笹や梅は意匠化されて、雪輪にすっぽりと納まり、藍を覗かせることで一層の可愛らしさが生まれました。
アクセサリーをじゃらじゃらとお付けになったり、うんとシンプルに装われたり。
重めのスカートや軽いスパッツ。
素敵に軽く着こなして、江戸の粋と可愛らしさを、街行く皆様に見せてお上げになってください。
洗濯はお水で。おしゃれ着専用洗剤をお勧めします。ドラム式洗濯機でしたら、洗濯専用ネットに入れて、ゆるい水流で洗っていただければ、手洗いにこだわる必要はありません。お洗濯の後は速やかに陰干し。衣桁という着物専用のハンガーをお使いになると、干すときや収納に便利です。和装販売店でお求めいただければ幸いです。