かんたん　あみだくじセット

この文章を書いている時点で、私は現在『実物大 公衆電話のぬいぐるみ』を再び製作しています。 ご興味のある方は、Instagramにて製作日記を更新していますので、過去の投稿も合わせてごらんください。 で。 この前うっかり手順を間違えてしまって、A5サイズくらいの端切れを作ってしまいました。 普段なら別の試作用に回すのですが、現在端切れには困っていないし、 フェルトとシーチングを縫い合わせたものなので使いまわしづらいし、 どうしようかと思ったところで、ふと作品のアイデアが思い浮かびました。 この端切れに縦線をミシン縫いして、横線の代わりに取り外しできる糸を使えば、 あみだくじが簡単にできるじゃん、と。 販売目的ではなく、公衆電話のぬいぐるみを買ってくれる人へのオマケとして作るなら、 端切れで作った作品でも価値が出るかな、と考えました。 ただ、完成してみると、なんというか、想像以上に…… 　　　　ゴ 　　ミ っぽくなってしまって、こう、オマケとしてあげることすら躊躇するというか……。 まあ、捨てるはずのものを材料にして作ったのですから、完成品が捨てられそうな物になるのも当然です。 ……いや違うか。これは才能の問題ですね。 例えば、冷蔵庫にあるもので適当に料理する、いわゆる”アルモンデ”でも、 料理が上手い人は美味しそうなものが作れます。 だったら、捨てるもので手芸の作品を作る、名付けて”テルモンデ”でも、 裁縫が上手い人は誰もが欲しがる作品を作れるのでは？ ……まあ、私が欲しいからこの作品を思いついたんだがな！