黒・赤紫とシルバーライン入り寄木ネクタイタイピン

黒・赤紫・シルバーラインを中心に据えたネクタイピンです。　（No,686) 中心部に黒赤銀線の寄木を組んだのち、コントラストに茶色系の銘木レッドハートとフェルナンブーコを周辺に据えました。 パープルハートの赤紫色を中心に、黒の銘木アフリカンブラックウッドと2本のシルバーライン（アルミ薄板）で挟んでいます。 側面に赤味の強いレッドハート、両端には黃褐色の銘木フェルナンブーコを配置しました。 色々な場面で使えそうなモダンな雰囲気です。 普段使い・パーティなどでの、ちょっとしたワンポイントおしゃれに役立ってくれるかと思います。 染色等を行わず、各銘木そのままの色味を活かすため、色が変わりにくいワックスでの仕上げをしてあります。 材料： アフリカンブラックウッド、パープルハート、フェルナンブーコ、レッドハート、アルミシート、タイピン金具（シルバー） サイズ：　 木部（　幅　9mm、　長さ　52.4mm、　厚み　4.5mm） 金具込み最大値　17mm　重さ　5.8ｇ　　 ◯使用した銘木について。 いずれの木も塗装など行わず、自然の色そのままを活かしております。 黒部分/アフリカンブラックウッド ・アフリカンブラックウッドは文字通り「アフリカの黒い木」です。 グラナディラとも呼ばれ楽器などにも使用される木です。 極めて重硬で材面は緻密で均質で少々油分があるので磨くときれいな光沢が出ます。 赤紫（濃）/パープルハート ・パープルハートは中南米産（主にメキシコ・ブラジル産）の広葉樹で紫色系の樹種の総称です。とても自然の色とは思えない色ですが、この赤紫色は着色ではなく、木材に含まれる天然色素によるものです。 オレンジ色/両端部分：フェルナンブーコ ・フェルナンブーコは、ブラジル特産の高木です。明るいオレンジ～茶色が特徴の木です。 高級弦楽器の弓のスティック部分に使われてきました。 2007年にワシントン条約の保護種に指定され現在では流通量はかなり少なくなっている希少材です。 赤茶（側面）/レッドハート ・中央アメリカ。、メキシコが主産地です。 桃色から、真っ赤なものまで色味には幅があります。 磨くと光沢が出るほど肌目が均一です。 彫刻や家具などに用いられてきました。 備考： 艶が無くなってきたり半年程度使用した後などは、乾性油のエゴマ油、亜麻仁油やクルミ油等を少し含ませた柔らかい布で拭いてください。これらがなければオリーブオイル等でも結構です。少し時間をおいて拭き取っていただけると艶・色が戻ります。 ○作者からのお願い ・作品は一つ一つ材料を吟味し手作りしています。 ・自然の木を材料としているので木目や色などは一つ一つ異なります。また、基本的には手作りですので機械的な正確性や大きさを再現することが難しいことがあります。それらも手作りの風合いだと受け止めていただければ幸いです。