雫ペンダント螺鈿細工風 中縹（らでんざいくふう なかはなだ）

　大ぶりな雫デザインのペンダントです。シェルフレークを使って、螺鈿細工(らでんざいく）風に仕上げました。 　螺鈿細工とは、真珠のような光沢を持つ貝殻を漆塗り等にはめ込んで研く加飾技法のことです。 　レジンを流し埋め込んだシェルフレークが光を受けて、紫、緑、薄桃色など様々な色に輝きます。 　微妙な角度で輝きが変わり、本体は渋めの色ながらも華やかな印象です。 　使用している【日本の色】(伝統色）は 　・中　縹（なかはなだ）　　という色です。 　「縹」(はなだ）とは、もともと中国から伝わった色名で、青色の総称だったようです。 　 　「縹色」の系統は濃淡で、「浅縹」・「次縹」・「中縹」・「深縹(こきはなだ）」 の4種類に分かれていたとの記述があります。（平安時代 延喜式） 　この外にも「白縹」・「水縹」などの派生色もあります。 　 　サイズ：約50mm×36mm×4mm（鎖の長さ　約55cm　バチカン部分　約10ｍｍ） 　大ぶりですが、軽めで身体への負担もありません。二つと同じものが存在しない一点物です。