ティッシュを差しだしてくれる花粉の化身(置物)

ご覧いただきありがとうございます。ティッシュを差しだしてくれる花粉の化身(置物)です。 石塑粘土をこねてつくった一点物です。 花粉症で鼻水がでまくっている坊に、ティッシュを差しだしている花粉の化身です。自分で鼻水の原因をつくっておきながら、ティッシュを差しだしてくるのは、なかなかおそろしいことです。いやな事をしてきた後に、やさしくふるまってくるので、こちらの気持ちは大変乱されます。人や化身にかかわらず、こういう方には要注意ですね。ほほえんでいるような花粉の化身の顔も、よくよく考えるとなんだか怖くなってきます。どういうつもりでティッシュを差しだしているんでしょうか。ちょっと距離をおきたいですね。ここ最近は季節問わずなにかしらの花粉に悩まされている私からすると、ほんとうにできることなら関わりたくない方です。 坊は花粉の化身に対して、困ったような顔をしています。よく見ると、鼻がうっすら赤くなっていて、鼻水をかみまくったんだろうなという事が伺えます。同志です。この坊と共に、なんとか花粉を乗り越えていきたいものです。 大きさは、横幅が約6㎝、奥行が約3㎝、高さが約8㎝、重さが約60ｇです。石塑粘土でできているので、陶器ほど重くはなく、手でスッと持ち上げられる重さです。 日常の風景のちょっとしたワンポイントになります！ 石塑粘土で形をつくり、アクリル絵の具で着色し、やすりで表面がきれいになるように磨きあげ、最後にニスを塗り、つやつやに仕上げています。手作業でつくっている一点物です。丁寧に丁寧に、かわいくなれ、と念を送りながら作っています。今後似たようなポーズのものなどは新たに制作するかもしれませんが、この顔で、この指の曲げ方で、この体の線をもった坊と花粉は宇宙でこのふたりだけなので、もしビビッときた方がいましたら、その直感を信じてお迎えしていただけたらうれしいです！