「くものうえのハリー」の作者城井文さんのインタビュー一部
―― ストーリーに込めた想いを教えてください。また、一番伝えたかったことは何ですか?
城井: ストーリーに一番取り入れたかったのは、私が子供のころから感じていた
”死ぬ事は限定から解き放たれた解放なのではないか?”という感覚です。
限定とは肉体があること、男女の性別、環境、お金、意味付けなど、あらゆる事です。
解放=執着を無くして魂の輝きだけになる、という感じです。
それは大人になってから臨死体験の本を読んだり、死後の世界とのつながりを研究している
人々の話などを聞くにつれただの妄想ではなく確信に近くなってきました。
その表現のために、雲の上では、それぞれの羊たちが現世でどういう生を送ってきたかわかるよう、
持ち物を持たせました。そのあと川を渡ると、持ち物は消えてしまいます。
川の前後で執着がある様子、渡り切ってもう執着から解放された感を出しました。
解放なんだけれども、近しい人との「絆」や「ぬくもり」は確かにあった!という証拠みたいな作品にしたかった。
普通は人が死んだら悲しむけども、実はその悲しいのは限定まみれの「地上」で起きていることで、
天上界では解放されて明るい感じである、というコントラストを出したかったんです。
近しい人が亡くなったら悲しむのは当たり前のこと・・・でも、天上界では楽しくやっていると、
少しでも思っていただければ、という気持ちを込めたら、このような設定になりました。
そして、この、”限定という世の中を生きる”という事への前向きさも入れたいと思いました。
”完全な解放が待っているからこそ、この短い限定をどう生きるか”ということが、人生なのではないかという事です。
―― 雲の上にいる「オオカミ」はどのようなキャラクターですか?
城井: 「オオカミ」は「ルシファー」と命名しました。私が大好きな漫画『だるまんの陰陽五行』という、
現役の歯医者さん(堀内信隆さん)が描いた漫画からヒントを得た名前です。
ルシファーの語源は「ルックスフォルス」、つまり光で、元々は天使だったのが
人間の成長を助けるために地上に墜ちた天使らしいです。
世界中にある「一度墜ちて復活」する神話に興味を持って、
「オオカミ」といいますか「ルシファー」もそんな感じの動きにもとれる気がして、
名前をいただきました。
「くものうえのハリー」の作者城井文さんのインタビュー一部
―― ストーリーに込めた想いを教えてください。また、一番伝えたかったことは何ですか?
城井: ストーリーに一番取り入れたかったのは、私が子供のころから感じていた
”死ぬ事は限定から解き放たれた解放なのではないか?”という感覚です。
限定とは肉体があること、男女の性別、環境、お金、意味付けなど、あらゆる事です。
解放=執着を無くして魂の輝きだけになる、という感じです。
それは大人になってから臨死体験の本を読んだり、死後の世界とのつながりを研究している
人々の話などを聞くにつれただの妄想ではなく確信に近くなってきました。
その表現のために、雲の上では、それぞれの羊たちが現世でどういう生を送ってきたかわかるよう、
持ち物を持たせました。そのあと川を渡ると、持ち物は消えてしまいます。
川の前後で執着がある様子、渡り切ってもう執着から解放された感を出しました。
解放なんだけれども、近しい人との「絆」や「ぬくもり」は確かにあった!という証拠みたいな作品にしたかった。
普通は人が死んだら悲しむけども、実はその悲しいのは限定まみれの「地上」で起きていることで、
天上界では解放されて明るい感じである、というコントラストを出したかったんです。
近しい人が亡くなったら悲しむのは当たり前のこと・・・でも、天上界では楽しくやっていると、
少しでも思っていただければ、という気持ちを込めたら、このような設定になりました。
そして、この、”限定という世の中を生きる”という事への前向きさも入れたいと思いました。
”完全な解放が待っているからこそ、この短い限定をどう生きるか”ということが、人生なのではないかという事です。
―― 雲の上にいる「オオカミ」はどのようなキャラクターですか?
城井: 「オオカミ」は「ルシファー」と命名しました。私が大好きな漫画『だるまんの陰陽五行』という、
現役の歯医者さん(堀内信隆さん)が描いた漫画からヒントを得た名前です。
ルシファーの語源は「ルックスフォルス」、つまり光で、元々は天使だったのが
人間の成長を助けるために地上に墜ちた天使らしいです。
世界中にある「一度墜ちて復活」する神話に興味を持って、
「オオカミ」といいますか「ルシファー」もそんな感じの動きにもとれる気がして、
名前をいただきました。