加賀ゆびぬき　〜市松　赤・茶ペア〜

ご覧いただきありがとうございます。 今では『指ぬき』といえば革製のものや、金属ものが主流ですが、昔はハギレと糸で作られていたそうです。 『加賀ゆびぬき』は友禅のお針子さん達が、絹繕いの残り糸を貯め、その糸で裁縫用の指ぬきを自分で作ったことがはじまりと言われています。 こちらも花ふきん同様、嫁入り道具にもなっていたそうです。 絹糸を一本一本重ねて模様を作る繊細な作業ですが、絹糸から放たれる光が色鮮やかです。 『市松』はいわゆるチェック柄の模様。 江戸時代に歌舞伎役者の「佐野川市松」が舞台で格子柄の袴を着て大流行したことで、それ以来市松模様と呼ばれることに。 柄が途切れることなく続いていくことから、「繁栄」の意味が込められて『子孫繁栄』『事業拡大』などとし縁起の良い模様とされています。 インテリアのひとつとしても良いですし、ペンダントヘッドなどにも素敵だと思います。 ✳︎一つひとつ時間をかけて丁寧に作っておりますが、ハンドメイドのため、多少の歪みやズレなどがある場合がございます。 ✳︎写真の撮影時の光の加減、機材によっては実物と色味が異ることがございます。 ✳︎ゆびぬきは水に弱く、強い力を加えると変形する恐れがございますので、ご注意ください。