自分で食べたくなってしまった犬のおまわりさん(置物)

ご覧いただきありがとうございます。自分で食べたくなってしまった犬のおまわりさん(置物)です。 石塑粘土をこねてつくった一点物です。 取調べをしている最中にかつ丼を差し出そうとしたところ、あまりにかつ丼がおいしそうで自分で食べたくなってしまった犬のおまわりさんです。 昔の刑事ドラマでは、取調べをしている途中で相手にかつ丼を差し出しているシーンがあったように思います。取調べ中厳しく接していたのに、かつ丼を持ってきたら、それまでとは違ってやさしく接してきます。飴と鞭の使い分けが上手です。実際は取調べ中にかつ丼を出すことはない、と聞いていますが、もし万が一想像したくもありませんが、自分が取調べを受ける立場になって、寄り添うような言葉と共にかつ丼を差し出されたら屈してしまいそうです。ドラマを見ながらよくそんなことを考えていました。取調べ室でのかつ丼はなんだか妙に魅力的にみえます。この犬のおまわりさんも、相手にかつ丼を差し出そうとしていたのに、あまりにもかつ丼がおいしそうで困っています。自分で食べたい、という気持ちがむくむくと湧き上がっているようです。葛藤しているような表情がすてきです。こんなかわいいおまわりさんなら、何杯でもかつ丼を差し上げたくなります。 上にのっている三つ葉がいいアクセントになっているかつ丼です。おいしそうです。卓上ライトは取調べを受けている相手の方に向けられています。ライトを相手に向けて圧をかけるシーンも昔の刑事ドラマでよく見ました。ライトで圧をかけてから、やさしくかつ丼を差し出すまでが一連の流れですね。 昔見た刑事ドラマの雰囲気をいい感じに表現できました。たくさん刑事ドラマを見てきてよかったです！刑事ドラマがすきな方にぴったりの置物です。 大きさは横幅が約5㎝、奥行きが約8㎝、高さが約8㎝、重さが約150ｇです。石塑粘土でできているので、陶器ほど重くはなく、手でスッと持ち上げられる重さです。 日常の風景のちょっとしたワンポイントになります！ 石塑粘土で形をつくり、アクリル絵の具で着色し、やすりで表面がきれいになるように磨きあげ、最後にニスを塗り、つやつやに仕上げています。手作業でつくっている一点物です。丁寧に丁寧に、かわいくなれ、と念を送りながら作っています。今後似たようなポーズのものなどは新たに制作するかもしれませんが、この顔で、この指の曲げ方で、この体の線をもった犬は宇宙でこの犬ただ一人だけなので、もしビビッときた方がいましたら、その直感を信じてお迎えしていただけたらうれしいです！