紅葉　刺繍ブローチ　百人一首　神のまにまに

お客様、こんにちは、いらっしゃいませ 久しぶりの和物、秋の代名詞である、もみじの刺繍ブローチです。 今回は百人一首の歌をイメージして作成してみました。 ブローチのスペースに大きく一枚の紅葉を描いたこちらの作品は 『このたびは　幣もとりあへず　手向け山 紅葉の錦　神のまにまに』 の歌から 訳すと この旅（この度）は急なもので、神に捧げる幣を用意することができませんでした 代わりにこの手向け山の美しい紅葉を捧げますので、 御心のままにお受け取りください というような感じです 作者は菅家（かんけ）とされていますが、これは菅原道真のことです 罪人として左遷された経緯があり、正式に名を記すことがはばかられ、ぼかされたとか 学問に秀でた道真らしく、超絶技巧がてんこ盛りの秀歌です。 今回は「幣の代わりに捧げます」とさえ歌われた紅葉は きっととても美しかったのだろうと 気持ちを込めて一葉を大きく刺繍してみました 山、自然への畏敬の念が感じられるような神々しさみたいなものを感じてもらえたら嬉しいです 千年以上も昔から日本人が愛してきた紅葉に思いをはせて ブローチと共に晩秋の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか サイズは３８ミリ ベース生地はネイビーのコットン生地です 他にも秋に使いたいアイテム、いくつもあります お時間が許す限り、店の中を見て、お気に入りの一品に出会ってほしいと思います