ガラスの雫の小さなオブジェ 「粉雪と街灯り」 ＊ ２

ガラスの雫シリーズ。 様々な色を重ね合わせながら色とりどりの雫を制作してきましたが、ふと「ゴールドのガラス単色のグラデーションを作り、そこに金箔をきらめかせることで雪を表現できないか」と考え、制作した雫です。 透明感が異なるクリアガラスを重ね合わせながら、そこにゴールドのガラスを組み込み、人々をあたたかく照らす優しい街灯りを表現しました。 そこに柔らかく舞い落ちる雪をイメージして、純金箔入りのガラスを一巻き。 雫型に整えました。 制作は自宅のリビングの一角を小さな工房にし、バーナーを使ってガラスを溶かしながら行っています。 ガラスの粘りと重力と遠心力によって作り出される優しい曲線と、その透明感は、ガラスならではのものだと感じています。 置物として自立できるよう、ガラスの底を少しだけ平らにして仕上げました。 触るとゆらゆらと揺れますが、平らで安定したところであれば問題なく飾っていただけます。 繊細で優美な自然の色彩。それをそのままに表現することは難しく、できているとはとても言えないけれど、そこに感じた優しさや感動を少しでも作品に表していけたらと思い、制作しています。 光のあたる窓辺、机の上、玄関、、、。 お好きな場所に飾っていただき、ガラスならではの透明感と色彩、柔らかなフォルムをお楽しみいただけましたら幸いです。 ＊サイズと重さ＊ 高さ：約3.3cm 幅：2cm 重さ：約18g