花灯籠の妖精

花から溢れるあたたかい光のエネルギーに、そっと触れる妖精を描きました。 ブラックと金の額縁に合わせて、いつもよりシックな色でまとめました。 夜のようなネイビーの背景と、セーラー服のような赤紫のお洋服がこの絵のテーマカラーです。 いくつもの色を重ね塗りし、じっくりと作り上げました。 最後に金色や螺鈿色の画材をトッピングしていますので、光が当たるたびにキラキラときらめきます。 原画ならではのキラキラ感をご堪能ください。 ＊　＊　＊ 花から溢れる優しい光に触れる妖精さん。 あたたかい癒やしのエネルギーに、ドキドキしながら手を近づけていきます。 そのあたたかさに、妖精さんは急に不安を覚えます。 身を任せれば良い方向に行くはずなのに、「もしかして危険かもしれない」と思ってしまったのです。 そんな時、花からテレパシーが飛んできます。 「大丈夫。不安に感じるのも、あなたのことを守るための感覚。今触れるかやめるかは、自分の直感に任せてね。急がなくて良いからね」 ＊　＊　＊ 使用アイテム 水彩色鉛筆、ブラウンペン、ホワイトペン、顔彩、螺鈿色画材