同じ大きさの円を4つづつ結び合わせた七宝輪繋ぎ(しっぽうわつなぎ)。
平安時代から公家装束や調度品に用いられてきた文様を有職(ゆうそく)文様と言いますが、現代ではさまざまにアレンジされ、凝った染めや織りでお生地の上に登場することの多い意匠です。
この小紋着尺には、撫子(なでしこ)色のみで1cmに満たない小さな円を連ねた七宝繋ぎが染め抜かれています。
一見、格子模様にも見えますが、いえいえ、ちゃんと円周の四分の一を重ねた連続模様なのです。
細かな模様を割り付け、ところどころぼかし染めにした草花を組み合わせる。
なんとも愛らしい小紋のお生地からブラウスを仕立てました。
有職文写しなんてしかつめらしい様式からするりと抜け出して、可愛らしさの追求に走る職人の心意気。
自由に奔放に着こなして、心ときめく時間をお過ごしいただければ幸いです。
お洗濯はお水で。おしゃれ着洗剤をお使いください。ドラム式の洗濯機であれば、洗濯ネットに入れてやさしい水流で洗ってください。洗濯後は速やかに陰干し。アイロンは高温で、霧吹きをお使いになるときれいに仕上がります。衣桁(いこう)という着物専用のハンガーをご準備いただくと、干す折りや収納にもご便利です。ぜひ呉服屋さんなどでお求めいただきたく存じます。
同じ大きさの円を4つづつ結び合わせた七宝輪繋ぎ(しっぽうわつなぎ)。
平安時代から公家装束や調度品に用いられてきた文様を有職(ゆうそく)文様と言いますが、現代ではさまざまにアレンジされ、凝った染めや織りでお生地の上に登場することの多い意匠です。
この小紋着尺には、撫子(なでしこ)色のみで1cmに満たない小さな円を連ねた七宝繋ぎが染め抜かれています。
一見、格子模様にも見えますが、いえいえ、ちゃんと円周の四分の一を重ねた連続模様なのです。
細かな模様を割り付け、ところどころぼかし染めにした草花を組み合わせる。
なんとも愛らしい小紋のお生地からブラウスを仕立てました。
有職文写しなんてしかつめらしい様式からするりと抜け出して、可愛らしさの追求に走る職人の心意気。
自由に奔放に着こなして、心ときめく時間をお過ごしいただければ幸いです。
お洗濯はお水で。おしゃれ着洗剤をお使いください。ドラム式の洗濯機であれば、洗濯ネットに入れてやさしい水流で洗ってください。洗濯後は速やかに陰干し。アイロンは高温で、霧吹きをお使いになるときれいに仕上がります。衣桁(いこう)という着物専用のハンガーをご準備いただくと、干す折りや収納にもご便利です。ぜひ呉服屋さんなどでお求めいただきたく存じます。