作品説明
かずこは8才だ
かずこは父母からずっと言われていることがある
「甘いものを食べると歯がまっくろになってすべてぬけおちるのよ」
それから家ではもちろん保育園、学校で甘いものが出る時は家から漬物を持たされた
ある日友達と遊んでいた時、友だちがチョコレートをくれた
かずこは正直者
母にもらったことを言い、チョコレートを渡した
母は言う
「チョコレートは暗黒の食べ物よ、なんせ黒いもの。
黒いものは暗黒なのよ」
かずこは怖かった
そのお話をしながら黒豆を食べてる母が
そして8才になってしばらくした時だ
家でお留守番をしていた
ピンポーン
チャイムが鳴るが、母から誰もいない時は無視をしろと言われていたので無視していた
ピンポーン、ピンポーン
しつこいなぁ
ピンポーン、ピンポーン!
なんだかだんだん音が大きくなってるような気がする
後ろを振り返る
ピンポーン!
なんとそこには全身真っ赤なパンダみたいのがいた
ピンポーン!
口で言っているのだ
叫び声をあげようとした時だった
手に持ってるものに目を奪われた
りんご?でも金色の
君はりんごを食べたことがないのだろ
特別に金色のりんごを持ってきたよ
え、でも私甘いの食べちゃダメって、、、
大丈夫さ
隣のおばさんを知ってるだろ?
君も知ってるはずだ
フルーツにおやつ、チョコレートなんでも食べてるだろ
それなのに歯は真っ白だろう
確かにそうなのだ
隣のおばさんは甘いもの食べているのに歯が真っ白だ
お母さんに聞くと、彼女はもともと悪魔だからと言っていた
本当にそう思うか?
かずこは首をふる
するとそいつはリンゴを剥いた
あぁみずみずしくて爽やかな香り
かずこはその香りに心奪われた
さぁ食べてごらん
かずこは逆らえなかった
口に含んだ瞬間だ
バチィッン!!!
頭の中でなにか弾ける音がした
あ、あ、あまぃ
美味しい
かずこは全て食べてしまった
それまでいたあいつがいなくなっていた
鏡を見に行く
歯は真っ白
あぁなんだ、大丈夫だ
次の日の朝
起きてすぐに鏡を見に行く
真っ白だ
その日学校の帰り道
家に帰る前に裏山に寄った
そこにはりんごの木があった
ひとつもいで食べる
あぁ甘い、おいしい
次の日コンビニによる
チョコレートを買う
あぁ甘い、おいしい!
次の日もその次の日も新しい甘いものを求めて食べつづけた
そして1年後、鏡を見るかずこ
震えていた
そこに映るかずこの歯は真っ白だった
冬なのに日焼けした社長より真っ白だった
そう、かずこはそれまで以上にきちんと歯を磨き、フロスもし、舌まで磨いていたのだ
健康とは普段の積み重ねが可能にするのだ
かずこは8才だ
かずこは父母からずっと言われていることがある
「甘いものを食べると歯がまっくろになってすべてぬけおちるのよ」
それから家ではもちろん保育園、学校で甘いものが出る時は家から漬物を持たされた
ある日友達と遊んでいた時、友だちがチョコレートをくれた
かずこは正直者
母にもらったことを言い、チョコレートを渡した
母は言う
「チョコレートは暗黒の食べ物よ、なんせ黒いもの。
黒いものは暗黒なのよ」
かずこは怖かった
そのお話をしながら黒豆を食べてる母が
そして8才になってしばらくした時だ
家でお留守番をしていた
ピンポーン
チャイムが鳴るが、母から誰もいない時は無視をしろと言われていたので無視していた
ピンポーン、ピンポーン
しつこいなぁ
ピンポーン、ピンポーン!
なんだかだんだん音が大きくなってるような気がする
後ろを振り返る
ピンポーン!
なんとそこには全身真っ赤なパンダみたいのがいた
ピンポーン!
口で言っているのだ
叫び声をあげようとした時だった
手に持ってるものに目を奪われた
りんご?でも金色の
君はりんごを食べたことがないのだろ
特別に金色のりんごを持ってきたよ
え、でも私甘いの食べちゃダメって、、、
大丈夫さ
隣のおばさんを知ってるだろ?
君も知ってるはずだ
フルーツにおやつ、チョコレートなんでも食べてるだろ
それなのに歯は真っ白だろう
確かにそうなのだ
隣のおばさんは甘いもの食べているのに歯が真っ白だ
お母さんに聞くと、彼女はもともと悪魔だからと言っていた
本当にそう思うか?
かずこは首をふる
するとそいつはリンゴを剥いた
あぁみずみずしくて爽やかな香り
かずこはその香りに心奪われた
さぁ食べてごらん
かずこは逆らえなかった
口に含んだ瞬間だ
バチィッン!!!
頭の中でなにか弾ける音がした
あ、あ、あまぃ
美味しい
かずこは全て食べてしまった
それまでいたあいつがいなくなっていた
鏡を見に行く
歯は真っ白
あぁなんだ、大丈夫だ
次の日の朝
起きてすぐに鏡を見に行く
真っ白だ
その日学校の帰り道
家に帰る前に裏山に寄った
そこにはりんごの木があった
ひとつもいで食べる
あぁ甘い、おいしい
次の日コンビニによる
チョコレートを買う
あぁ甘い、おいしい!
次の日もその次の日も新しい甘いものを求めて食べつづけた
そして1年後、鏡を見るかずこ
震えていた
そこに映るかずこの歯は真っ白だった
冬なのに日焼けした社長より真っ白だった
そう、かずこはそれまで以上にきちんと歯を磨き、フロスもし、舌まで磨いていたのだ
健康とは普段の積み重ねが可能にするのだ