藤崎りら/囁いて-6/7_2022

藤崎りら/囁いて-6/7_2022 木版画に着彩/アルシュ紙、墨 額装込み ‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦ 何かと言葉に気をつけなければいけない現代。SNSの広がりによって、発信者としての当事者意識が高まり、不本意に誰かを傷付けないようにと考える人が多くなったと感じる。 そんな世の中で、私たちの頭上にも、ほら、あなたの頭上にも、ずっと飛び回っている言葉の妖精が囁き続ける。 "正直に言えばいいじゃない。正直っていい事だよ。" "いや、正直に言ったらよくないよ。今後だってあるんだから。" "それならそれまでだよ。" "でもそれってパワハラにならない？" "分からないけど、とりあえず事務的に返事しておけばいいかな？" 言葉が絶えない。頭の上をぐるぐると回る、囁きの妖精。 囁きの妖精を可視化したら、こんな作品が生まれた。 ‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦ 額装込サイズ 横304×縦394×厚み13mm 表面は2mm厚のアクリル板です。 作品後ろには紐が横にわたしてあり、壁にフックを打つなどして引っ掛けて飾る仕様となっております。 専用の箱にお入れした後、さらにクラフト紙で巻いてからお送り致します。