日頃は京都で仏像の修復や新調に携わる、
伝統工芸士の称号を持つ塗師(ぬし)が、
伝統の技法、材料をそのまま使い、
上質の「本漆」で塗り上げました。
漆黒の「黒立」(くろたて)
立てとは漆の上に磨き等の加工をせずに、
漆の塗り肌をそのまま生かす技法で仕上げました。
高貴な「朱」(しゅ)
朱合漆と顔料を練り合わせて、色付けした漆。
年月を経るとゆっくり赤みが増していきます。
漆は空気中の湿度、温度に反応して固まる樹液です。
その日の環境によって固まり方、色の出方も変わるので、一点一点表情が違います。
今ある色合いは、この時限り。
石油系塗料には無い、漆本来の引き込まれるような深い色合いや、まったりとした艶感をお楽しみ下さい。
﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏
「作業工程」
木地に漆を染み込ませて吸込み止めをし、
その上に胡粉(ごふん。貝の殻から精製した粉末)と
膠(にかわ。動物の骨などから抽出したコラーゲン分。古来からの接着剤)を
練り合わせた下地を施し、漆を刷毛で塗り、
湿度と温度を管理した部屋、室(むろ)で硬化させる。
日頃は京都で仏像の修復や新調に携わる、
伝統工芸士の称号を持つ塗師(ぬし)が、
伝統の技法、材料をそのまま使い、
上質の「本漆」で塗り上げました。
漆黒の「黒立」(くろたて)
立てとは漆の上に磨き等の加工をせずに、
漆の塗り肌をそのまま生かす技法で仕上げました。
高貴な「朱」(しゅ)
朱合漆と顔料を練り合わせて、色付けした漆。
年月を経るとゆっくり赤みが増していきます。
漆は空気中の湿度、温度に反応して固まる樹液です。
その日の環境によって固まり方、色の出方も変わるので、一点一点表情が違います。
今ある色合いは、この時限り。
石油系塗料には無い、漆本来の引き込まれるような深い色合いや、まったりとした艶感をお楽しみ下さい。
﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏
「作業工程」
木地に漆を染み込ませて吸込み止めをし、
その上に胡粉(ごふん。貝の殻から精製した粉末)と
膠(にかわ。動物の骨などから抽出したコラーゲン分。古来からの接着剤)を
練り合わせた下地を施し、漆を刷毛で塗り、
湿度と温度を管理した部屋、室(むろ)で硬化させる。