木製です!
彼の根底にあるのは、ニヒリズムという割と、身もふたもない思想です。
ニヒリズムとは、「あらゆるものに価値、目的、真理などない」
と考える立場のことです。
ニーチェがニヒリズム思想を掲げるに至った、最初の要因である「ルサンチマン」
「ルサンチマン」は「妬み」だったり「嫉み(そねみ)」だったりを意味します。
しかし、負けを認めてしまうのは人間の精神構造的に辛いことなのです。
なので、違う価値観を持ち出して、それで勝とうとする。
このように、自分が敗者・弱者であることを認められずに、
違うモノサシで勝負しようとする感情をルサンチマンといいます。
そして、ニーチェはこの価値観を使って、「道徳」の存在を否定します。
ニーチェが、「道徳」だったり「倫理」の存在を否定するために使ったのが
「奴隷道徳」という思想です。
奴隷道徳とは「勝者・強者に対し、ねたみやそねみの気持ちから敗者・弱者が生み出す道徳」
です。
この思想により、ニーチェは「道徳」「倫理」だけでなく
「正義」だったり「善悪の基準」などに意味がないということに気づいてしまいます。
そして、続いて紹介する「永劫回帰」という思想によって、ニーチェのルサンチマンが完成します。
永劫回帰は「世の中で起きる全ての現象は永遠に同じことを繰り返している」
という意味です。
ここまでのニーチェの思想というのは、割と後ろ向きなものが多いですよね。
しかし、ここで終わらないのが、ニーチェが哲学者として最高の知名度を持っている理由です。
ここからの思想はニーチェがどうやって、ニヒリズムを克服するに至ったかを紹介していきます。
永劫回帰によってあらゆるものに意味がないと感じたニーチェ。
ここからニーチェは自分自身の思想に苦しまされます。
しかし、ニヒリズムを超えるさらに新しい思想を生み出したことで
ニヒリズムを受け入れることに成功します。
それが「力への意思」という思想です。
「力への意思」とは「あらゆるものが自分をさらに強くしようという本能を持っている」
ということを示しています。
例えば、カビはほっておいたら、その範囲を広げていきますし、
人間も風邪を引くと、風邪と戦うために体温をあげたり、鼻水を出したりします。
人間の精神も同じです。
勝負には勝ちたちという気持ちを持ち、負けてしまうと奴隷道徳を持ち出して、違う価値観で勝とうとする。
このように、本能として「勝ちたい!!」「強くなりたい!!」
という気持ちが自然と機能していることにニーチェは気づきました。
そして、ニーチェが最終的にたどり着いたのが「超人思想」です。
「超人思想」とは「力への意思に忠実に生きていこう」と考える思想のことです。
人間には目的や価値なんてなく、そんなものを頼りに生きていくことはできない。
ただ、本能として強くなりたいという「力への意思」が働いていることは確か。
「じゃあそれに従って、強くなればいいじゃないか」というのがニーチェの答えです。
この思想によって、ニーチェはニヒリズムを受け入れながらも、
前向きに人生に向き合うことに成功します。
このように、ニヒリズムなのに前向きな思想を持つことを
「能動的ニヒリズム」といいます。
どうだったでしょうか?
ニーチェ思想をだいたい理解することができたでしょうか?
木製です!
彼の根底にあるのは、ニヒリズムという割と、身もふたもない思想です。
ニヒリズムとは、「あらゆるものに価値、目的、真理などない」
と考える立場のことです。
ニーチェがニヒリズム思想を掲げるに至った、最初の要因である「ルサンチマン」
「ルサンチマン」は「妬み」だったり「嫉み(そねみ)」だったりを意味します。
しかし、負けを認めてしまうのは人間の精神構造的に辛いことなのです。
なので、違う価値観を持ち出して、それで勝とうとする。
このように、自分が敗者・弱者であることを認められずに、
違うモノサシで勝負しようとする感情をルサンチマンといいます。
そして、ニーチェはこの価値観を使って、「道徳」の存在を否定します。
ニーチェが、「道徳」だったり「倫理」の存在を否定するために使ったのが
「奴隷道徳」という思想です。
奴隷道徳とは「勝者・強者に対し、ねたみやそねみの気持ちから敗者・弱者が生み出す道徳」
です。
この思想により、ニーチェは「道徳」「倫理」だけでなく
「正義」だったり「善悪の基準」などに意味がないということに気づいてしまいます。
そして、続いて紹介する「永劫回帰」という思想によって、ニーチェのルサンチマンが完成します。
永劫回帰は「世の中で起きる全ての現象は永遠に同じことを繰り返している」
という意味です。
ここまでのニーチェの思想というのは、割と後ろ向きなものが多いですよね。
しかし、ここで終わらないのが、ニーチェが哲学者として最高の知名度を持っている理由です。
ここからの思想はニーチェがどうやって、ニヒリズムを克服するに至ったかを紹介していきます。
永劫回帰によってあらゆるものに意味がないと感じたニーチェ。
ここからニーチェは自分自身の思想に苦しまされます。
しかし、ニヒリズムを超えるさらに新しい思想を生み出したことで
ニヒリズムを受け入れることに成功します。
それが「力への意思」という思想です。
「力への意思」とは「あらゆるものが自分をさらに強くしようという本能を持っている」
ということを示しています。
例えば、カビはほっておいたら、その範囲を広げていきますし、
人間も風邪を引くと、風邪と戦うために体温をあげたり、鼻水を出したりします。
人間の精神も同じです。
勝負には勝ちたちという気持ちを持ち、負けてしまうと奴隷道徳を持ち出して、違う価値観で勝とうとする。
このように、本能として「勝ちたい!!」「強くなりたい!!」
という気持ちが自然と機能していることにニーチェは気づきました。
そして、ニーチェが最終的にたどり着いたのが「超人思想」です。
「超人思想」とは「力への意思に忠実に生きていこう」と考える思想のことです。
人間には目的や価値なんてなく、そんなものを頼りに生きていくことはできない。
ただ、本能として強くなりたいという「力への意思」が働いていることは確か。
「じゃあそれに従って、強くなればいいじゃないか」というのがニーチェの答えです。
この思想によって、ニーチェはニヒリズムを受け入れながらも、
前向きに人生に向き合うことに成功します。
このように、ニヒリズムなのに前向きな思想を持つことを
「能動的ニヒリズム」といいます。
どうだったでしょうか?
ニーチェ思想をだいたい理解することができたでしょうか?