小花と紅葉柄の布製ブックカバー【文庫本サイズ】

赤地に可愛らしい小花と紅葉の柄の布を文庫サイズのブックカバーに仕立てました。なんとなく、秋は赤地なイメージです。 文庫本サイズで、最大で500ページくらいの本に使えます。今回は調整の部分は左止めにしました。クリスティー文庫本も入る大きさです。裏地は薄手の生地を使っているので、軽く柔らかい手触りです。 ちくちく手縫いで作っています。縫い目が少し歪んでいることもありますが、それも味として楽しんでいただければ嬉しいです☆ いつも縫いながら、この布はどんな本と出会うだろうと考えます。自分なら…と読んだ本を思い返します。 色々な本を思い出しましたが、ここは「新米フロント係、探偵になる」オードリー・キーオンさん。表紙を見てペニーフット・ホテルのような時代かなと思ってたら、古きを懐かしむ現代ホテルでした！　ちょっと泊まってみたい。料理もおいしそうなのですが、お話はその料理でアレルギーを発症して客が死んでしまう。しかし主人公のアイヴィーは、完璧主義な料理人がそんなミスをするなんて信じない。なんとか真犯人を見つけようと、苦手な対話も頑張るが、どんどん彼しかないような話ばかりが出てきて…。 心が折れそうでも自分で対処方法を考えて頑張りたい女の子が、ちょっと成長します。