白いフレームの中で奏でられる『美人絵巻』全4種
こちらの作品タイトルは『三味の音』です。
着物姿の仕草にこだわり創作・制作をした押絵作品です。
着物生地には正絹友禅を使用しています。
『製作の流れ』
「頭部」髪にはスガふき「スガ」と呼ばれる元糸(生地になる前の糸を染色した物)の束を櫛で解き、頭部の各パーツにヘラ棒を使い植えつけます、糊の乾きを待って反対側にも糊を入れ部品を包むように返し頭部の各部品を制作します、押絵では人物の頭部などを表現する際に使われる繊細な工程のひとつです。
「面相」押絵で仕上げたお顔パーツの生地に膠で溶いた胡粉(貝殻を砕いた上質な粉)を塗り押絵面相ならではのマットな地肌にお顔を描き、仕上げる熟練と経験が必要な工程です、ちなみに手や小道具・頭の櫛なども同じ工程を経て仕上げます。スガを植え付けた頭の各部品をこの面相に組み付けてお顔部分の完成です。
「胴部」襟や帯など着物部分の型をボール紙で取り、生地との間に綿を挟みコテなどを使い
キルトのような立体パーツを作り、図紙に合わせ組み上げていきます、組み上がった胴に先ほどのお顔や手、小道具などを付けることで押絵人形全体の完成です。
※着物の柄は工程上、掲載写真と多少異なる場合がございます、あらかじめご了承ください。
尚、掲載写真は反射防止のためガラスを外して撮影しております。
白いフレームの中で奏でられる『美人絵巻』全4種
こちらの作品タイトルは『三味の音』です。
着物姿の仕草にこだわり創作・制作をした押絵作品です。
着物生地には正絹友禅を使用しています。
『製作の流れ』
「頭部」髪にはスガふき「スガ」と呼ばれる元糸(生地になる前の糸を染色した物)の束を櫛で解き、頭部の各パーツにヘラ棒を使い植えつけます、糊の乾きを待って反対側にも糊を入れ部品を包むように返し頭部の各部品を制作します、押絵では人物の頭部などを表現する際に使われる繊細な工程のひとつです。
「面相」押絵で仕上げたお顔パーツの生地に膠で溶いた胡粉(貝殻を砕いた上質な粉)を塗り押絵面相ならではのマットな地肌にお顔を描き、仕上げる熟練と経験が必要な工程です、ちなみに手や小道具・頭の櫛なども同じ工程を経て仕上げます。スガを植え付けた頭の各部品をこの面相に組み付けてお顔部分の完成です。
「胴部」襟や帯など着物部分の型をボール紙で取り、生地との間に綿を挟みコテなどを使い
キルトのような立体パーツを作り、図紙に合わせ組み上げていきます、組み上がった胴に先ほどのお顔や手、小道具などを付けることで押絵人形全体の完成です。
※着物の柄は工程上、掲載写真と多少異なる場合がございます、あらかじめご了承ください。
尚、掲載写真は反射防止のためガラスを外して撮影しております。