天然石ルースはその原石からカットしていますので、鉱物的特長が見分けにくくなっています。産地が特定できるような鉱物の場合は良いのですが、色味だけで目視確認は出来ない場合が多いのです。
ちなみに鉱物は最近の分類では5000種近く。分析学の進化と共に年々種別が細分化されることによる正式?(GIAやICAの認定)な鉱物名も増え、更にセールスネームが勝手にマーケットに拡がる事によってより一層混迷化しています。
鉱物学は西暦13世紀ごろわずか13種。今から40年前の鉱物図鑑で2千数百種。10年前で4000種を超え、毎年増え続けています。
また、同じ鉱物でも、産地が違うだけでその市場相場が違うため、産地偽装も横行しています。これに尽きましては産地が特定できる石とそうでない石がある為にほぼコントロール不能と言えます。
このうち、故意に誤称を用いることをフォールスネームと呼びます。
特に、スピリチュアル系のパワーストーンと言うジャンルでは顕著なので注意が必要です。ちなみに、つい20年前には水晶と言えばブラジル産でしたが、最近は何故か殆どの水晶がチベット産であったりもその一例です。
僕の場合は原石の取り扱いが余り無いのですが、ルースについては目視、ルーペ、ジェムテスター、ダイヤモンド&モアッサナイトテスター、比重、屈折率、によって鉱物種をチェックしていますが、産地については余り確定できません。仮に専門機関(と言っても民間企業ですが)に宝石鑑別を依頼しても産地特定は難しいのがこの世界です。
バイヤーがブラジルだからとかスリランカだから、南アフリカだからということとそのバイヤーの扱っている石が居住地産である事にはなりません。
ピンク色のルースだからといっても、サファイア、スピネル、ガーネット、ジルコン、トルマリンを目視で完全に区別することは出来ません。
まして、熱処理、放射線処理、合成、表面着色、含侵、極端な場合は練り、張り合わせが一緒に混在するのが宝石業界の常識です。
僕の場合もミネラルショーに出展してジェムストーンルースを販売しておりますが、産地特定が出来ない場合は説明に未記載となります。但し、鉱物種に間違えがあった場合には勿論、返品に応じます。
これらをご了解の上宜しくお願い致します。
天然石ルースはその原石からカットしていますので、鉱物的特長が見分けにくくなっています。産地が特定できるような鉱物の場合は良いのですが、色味だけで目視確認は出来ない場合が多いのです。
ちなみに鉱物は最近の分類では5000種近く。分析学の進化と共に年々種別が細分化されることによる正式?(GIAやICAの認定)な鉱物名も増え、更にセールスネームが勝手にマーケットに拡がる事によってより一層混迷化しています。
鉱物学は西暦13世紀ごろわずか13種。今から40年前の鉱物図鑑で2千数百種。10年前で4000種を超え、毎年増え続けています。
また、同じ鉱物でも、産地が違うだけでその市場相場が違うため、産地偽装も横行しています。これに尽きましては産地が特定できる石とそうでない石がある為にほぼコントロール不能と言えます。
このうち、故意に誤称を用いることをフォールスネームと呼びます。
特に、スピリチュアル系のパワーストーンと言うジャンルでは顕著なので注意が必要です。ちなみに、つい20年前には水晶と言えばブラジル産でしたが、最近は何故か殆どの水晶がチベット産であったりもその一例です。
僕の場合は原石の取り扱いが余り無いのですが、ルースについては目視、ルーペ、ジェムテスター、ダイヤモンド&モアッサナイトテスター、比重、屈折率、によって鉱物種をチェックしていますが、産地については余り確定できません。仮に専門機関(と言っても民間企業ですが)に宝石鑑別を依頼しても産地特定は難しいのがこの世界です。
バイヤーがブラジルだからとかスリランカだから、南アフリカだからということとそのバイヤーの扱っている石が居住地産である事にはなりません。
ピンク色のルースだからといっても、サファイア、スピネル、ガーネット、ジルコン、トルマリンを目視で完全に区別することは出来ません。
まして、熱処理、放射線処理、合成、表面着色、含侵、極端な場合は練り、張り合わせが一緒に混在するのが宝石業界の常識です。
僕の場合もミネラルショーに出展してジェムストーンルースを販売しておりますが、産地特定が出来ない場合は説明に未記載となります。但し、鉱物種に間違えがあった場合には勿論、返品に応じます。
これらをご了解の上宜しくお願い致します。