夢の妖精アイシュリー　ポニーフック

【作品誕生ストーリー】 女性は毎晩のように悪夢を見ていた。 真っ暗闇の中を何かに追われる夢や襲われる夢ばかりでうなされて起きることも多く、十分な睡眠が取れない日々が続いていた。 「体がだるい…」 朝起きると昨日の疲れが取れずに体が重く目覚めは最悪だ。 女性は重い体をなんとか起こして会社へ行く支度をする。 仕事をしていても頭がぼーっとするような気がして仕事が手につかない。 なんとか仕事を終わらせて帰宅すると女性はベッドに倒れ込んだ。 そしてそのまま眠ってしまった。 眠りについた女性は不思議な夢を見た。 いつもなら夢の中ですごく不快な感覚があるのになぜか心安らぐ感じがした。 女性は夢の中で目を開けると そこは明るくてキラキラと輝く空間だった。 いろんな色が混ざり合って幻想的な空間に女性は 「綺麗…」 と思わずつぶやいた。 女性は不思議な空間を歩いていると、 突然目の前にひときわ輝く何かが降りてきた。 「わっ、何？」 と女性が驚くと 輝いているものが 「私はアイシュリー。夢の妖精よ」 と言った。 よく見ると人の姿をして背中にはキラキラ輝く羽が生えていた。 「妖精さん？素敵ね✨」 と女性は微笑んだ。 「いつも嫌な夢を見てるのね。もう大丈夫。これからは嫌な夢は見ないわ」 とアイシュリーは言った。 「本当に？そうなったらいいな」 と女性は言った。 アイシュリーは 「これを持ってるといいわ。嫌な夢からあなたを守ってくれるから」 と言って女性にあるものを渡した。 見るとそれは幻想的な色に輝く石だった。 女性は 「すごく綺麗。まるでこの空間みたいね」 「ありがとうアイシュリー」 と言った。 すると突然女性は目が覚めた。 「あ、寝ちゃってた」 と女性は起き上がると手に何か握っているのを感じた。 見るとそれはさっき夢の中で見た石だった。 「え？これって…」 と女性は驚いた。 「夢じゃなかったんだ」 と女性は笑顔で石を眺めていた。 その日以降、彼女が悪夢を見ることはなくなった。 ーーーーーーーー 手に取った人が良い眠りにつけますようにと願いを込めて作りました。 ーーーーーーーー ・サイズ 鉱石部分：約4.5cm×2.5cm×0.5cm ・素材 レジン