＃159　星空円舞曲

天空にそびえる銀の月のお城では 新しい年を迎えて　最初に行われる集いがあって そのときはたくさんの人々が　思い思いに着飾って踊るらしい。 尻尾の長いの短いの 蹄のあるのや鱗のあるの 翼や角は云うに及ばず 老若男女様々な種の者達が集うとか。 テラスから紛れ込んでくる流れ星が グラスに飛び込んで泡立つ様も それはそれはにぎやかで。 これはその舞踏会で出会った大きな牙を持つ紳士が わたしの髪かざりに、って付けてくれたものだよ。 祖母はそう言って新年の夜の寒さを紛らわすように わたしたちの枕辺でおとぎ話を聞かせてくれた。 ★★★ どこか想い出を潜めたようなアクセサリ、 でも存在感のある不思議な品はいかがでしょうか。 今回は直径12㎝のかなり大きなロゼットを制作しました。 幅5㎝はあるネイビーのグログランリボンで20襞、 レジメンタルカラーのグログランリボンで18襞。 それほど膨らみはありませんが、ドレスや着物に負けないインパクトです。 中央のレジン作品は宇宙に歯車やネジ、星やブリオン、ラメなど さながら舞踏会のようなにぎやかさ。 そして下垂するチャームは3種。 運命を表す「歯車」と 可能性の扉を開く「鍵」、 天からの恵みを意味する「雫」。 手にした主のよき守護者になってくれることを願って。 ★★★ こちらの商品も従来通り裏面レース当て仕様です。 入金確認後クリップ付きブローチピンを装着。 素材のままご希望の方は備考欄に記入ください。 大型作品のため送料はいずれも300円となります。 撮影時にはレジン作品が未接着のためロゼット中央にありません。 加工時にはレジンが中央にくる予定です。ご了承ください。