塗香はパウダー状のお香です。
もともとは、修行僧が勤行の前に自らを清めるために手に抹香を手に塗り込めました。
現代では心身を清めたい方、または、香水の代わりとして手や首に塗られる方が多いです。
香水より柔らかく、自然な香りの塗香(ずこう)をお参りだけではなく、普段の生活のお供としてお使いになってみてはいかがでしょうか。
▶︎すべて自然の材料をつかい、添加物などは使用しておりません。
▶︎香りは平安時代の薫物レシピ集、『薫集類従』より「六種の薫物」からご希望の香りをお選び下さい。
『薫集類従』とは平安時代に香りを自らの楽しみや自分の心のうちをあらわすものとして使用するようになりました。平安時代の貴族たちによる人気の香りレシピ集、といったもので、平安時代末期に編纂されました。
「六種の薫物(むくさのたきもの)」はそんな平安貴族たちの定番の香り集で、「梅花」「荷葉」「落葉」「侍従」「菊花」「黒方」の六種類です。
「梅花」…春。むめ(梅)の香りに似たり、と書いてあります。梅は厳しい冬を乗り越えて最初に香る花なので、逆境に負けずに花を咲かせる、華やかで強い花。源氏物語では紫の上が調香しています。
「荷葉」…夏。はすの花の香りに通ず、とあります。今も昔も高温多湿の日本ですから、気温よりも湿度の高さに気が滅入る人も多いでしょう。荷葉は白檀の清潔さがあるさわやかな香りで夏の香りとされました。源氏物語では花散里が調香しています。
「侍従」…秋。もののあはれを誘う香り。侍従はかつて、高貴な女性のみが調香していたと言われる秘伝のレシピ。源氏物語では光源氏はその秘伝のレシピを知っていて、娘の婚礼に合わせて調香していました。
「菊花」…秋冬。菊の花のような香り。菊はもともと薬草として日本に輸入されました。不老長寿の霊的な薬草とされましたが、和歌として詠まれるようになったのは古今和歌集以後です。重陽の節句でもありますね。
「落葉」…冬。もみぢ散る頃、あはれを誘う香り。当時、葉が落ちて冬に向かうこと、露が消えることはいのちの終わりを感じ、生と死を感じ「あはれ」を誘われたのです。
「黒方」…季節なし。四季にわたりて身にしむ、なつかしき香り。こちらは年中使っていいよ、という香りですね。源氏物語では、朝顔の宮が調香していました。
塗香はパウダー状のお香です。
もともとは、修行僧が勤行の前に自らを清めるために手に抹香を手に塗り込めました。
現代では心身を清めたい方、または、香水の代わりとして手や首に塗られる方が多いです。
香水より柔らかく、自然な香りの塗香(ずこう)をお参りだけではなく、普段の生活のお供としてお使いになってみてはいかがでしょうか。
▶︎すべて自然の材料をつかい、添加物などは使用しておりません。
▶︎香りは平安時代の薫物レシピ集、『薫集類従』より「六種の薫物」からご希望の香りをお選び下さい。
『薫集類従』とは平安時代に香りを自らの楽しみや自分の心のうちをあらわすものとして使用するようになりました。平安時代の貴族たちによる人気の香りレシピ集、といったもので、平安時代末期に編纂されました。
「六種の薫物(むくさのたきもの)」はそんな平安貴族たちの定番の香り集で、「梅花」「荷葉」「落葉」「侍従」「菊花」「黒方」の六種類です。
「梅花」…春。むめ(梅)の香りに似たり、と書いてあります。梅は厳しい冬を乗り越えて最初に香る花なので、逆境に負けずに花を咲かせる、華やかで強い花。源氏物語では紫の上が調香しています。
「荷葉」…夏。はすの花の香りに通ず、とあります。今も昔も高温多湿の日本ですから、気温よりも湿度の高さに気が滅入る人も多いでしょう。荷葉は白檀の清潔さがあるさわやかな香りで夏の香りとされました。源氏物語では花散里が調香しています。
「侍従」…秋。もののあはれを誘う香り。侍従はかつて、高貴な女性のみが調香していたと言われる秘伝のレシピ。源氏物語では光源氏はその秘伝のレシピを知っていて、娘の婚礼に合わせて調香していました。
「菊花」…秋冬。菊の花のような香り。菊はもともと薬草として日本に輸入されました。不老長寿の霊的な薬草とされましたが、和歌として詠まれるようになったのは古今和歌集以後です。重陽の節句でもありますね。
「落葉」…冬。もみぢ散る頃、あはれを誘う香り。当時、葉が落ちて冬に向かうこと、露が消えることはいのちの終わりを感じ、生と死を感じ「あはれ」を誘われたのです。
「黒方」…季節なし。四季にわたりて身にしむ、なつかしき香り。こちらは年中使っていいよ、という香りですね。源氏物語では、朝顔の宮が調香していました。
サイズ
27x50x24mmのボトルに入れてお送りします。
発送までの目安
3日
配送方法・送料
レターパック
370円(追加送料:0円)
全国一律
全国一律
購入の際の注意点
►パウダー状のお香になりますので、手で少量とって気になるところに付けてください。
►写経などの時に身を清めるのにもおススメです。
►「六種の薫物」からお好みの香りをお選びください。お問い合わせいただきましたら、香りをご紹介いたします。