白川氏に拠ると、
背中あわせに立つ人の側身形で、せ、せなか、そむくの意味でした。
敵に背中を向ける意味の、敗北の意味から、逃げるの意味ともなります。
また、方位を示す、きたの意味としても使用され、この文字は、専ら、きたを意味する文字となり、せ、せなかの意味としては、この文字に、肉づき「月」を合わせた「背」が作られたのです。
白川静氏の新訂『字統』は、難解と言われますが、少しずつ丁寧に読んでいくと、用例も多く、文字の背景に流れる物語を眺めることができます。オススメです。
白川氏に拠ると、
背中あわせに立つ人の側身形で、せ、せなか、そむくの意味でした。
敵に背中を向ける意味の、敗北の意味から、逃げるの意味ともなります。
また、方位を示す、きたの意味としても使用され、この文字は、専ら、きたを意味する文字となり、せ、せなかの意味としては、この文字に、肉づき「月」を合わせた「背」が作られたのです。
白川静氏の新訂『字統』は、難解と言われますが、少しずつ丁寧に読んでいくと、用例も多く、文字の背景に流れる物語を眺めることができます。オススメです。