青銅器の文字である西周金文（せいしゅうきんぶん）の「走」

両手を振って走る人の姿。 上部は手を上げ下げして、走っている形です。 下部は足の形で、進むことを表しています。 足の形である「止」は、もと、足の五本指を、三本指に省略した形で、進む意味でした。 ここでも、走っている人の姿に、足の形を加えることで、走るのは足と強調しているのです。