アクアマリンの妖精マリーナ　リング

【作品誕生ストーリー】 女性は悲しんでいた。 恋人の彼と大ゲンカをしてしまったのだ。 今までこんな大きなケンカは したことがなかったから 彼女は 「別れようって言われたらどうしよう」 と思うと涙が止まらない。 彼とケンカしてから そのまま何も話さず帰ってきてしまったことを 彼女はとても後悔していた。 そして家に向かって泣きながら とぼとぼ歩いていると、 道端に見たこともない水色の花が 咲いていることに気づいた。 「何だろうこの花？こんなところに咲いてたっけ？」 と女性が不思議そうに近づくと… 突然水色の花が強く光出した。 彼女は眩しくて目を閉じる。 そして再び目を開けると、 目の前にあるものがふわふわと浮いていた。 それは手のひらに乗るほどの大きさで 人の姿をしている。 背中には羽が生えていた。 なんとそれは妖精だったのだ！ 「えっ？まさか、妖精？そんなわけないよね」 と女性は目を疑った。 すると目の前にいる妖精が 「私はエイゴル、アクアマリンの妖精よ」 としゃべった。 そして 「あなたの悲しい気持ちが私を呼んだの」 「でもそんなに悲しまなくても大丈夫よ。 あなたは彼とやり直せるわ」 とエイゴルは言うと彼女の手を握った。 エイゴルに手を握られた瞬間、 彼女は暖かくてふわふわな布団に包まれるようなとても大きな安心感に包まれた。 「エイゴル、ありがとう」 「さっきまでの悲しみがどこかへ行ったわ」 と女性は言った。 「ちゃんと彼と話し合えば彼もわかってくれるわ」 「あとこれを持ってるといいわ、あなたを守ってくれるはずよ」 とエイゴルは言うと女性にあるものを渡した。 それは優しい水色に輝く石だった。 「綺麗な石ね、ありがとうエイゴル。 お守りにするわ」 と女性が言うと 目の前がまた強く光り出した。 女性は眩しくて目を閉じる。 そして再び目を開けると さっきまで目の前にいたエイゴルの姿はなかった。 女性はエイゴルに背中を押されたように 彼に連絡を取り、 もう一度会って話をすることにした。 彼女はなぜだか彼と上手に 会話できるような気がしていた。 そんな彼女の手には水色に輝く石があった。 ーーーーーーーー アクアマリンには悲しみを抱える人をなぐさめたり、コミュニケーション能力を高めたりする効果があると言われています。 なので、エイゴルが人間関係に悩み悲しんでいる人の助けになりますようにと願いを込めて製作しました。 ーーーーーーーー ・サイズ リング：10号(フリーサイズ) 鉱石部分約1cm ・素材 リング：真鍮 鉱石部分：レジン