ハカランダ(ブラジリアンローズウッド)の平たいピンズ

美しい縞模様の出たブラジリアンローズウッドで作ったピンバッジです。 目・口・ひげは、溝を掘って木材を埋め込む『象嵌(ぞうがん)』という手法で描いています。 象嵌に使った木はカエデです。 木のぬくもり・質感を変えずに長持ちさせてくれるガラス塗料を何度か塗っては磨き、を繰り返して仕上げています。 無垢の木よりも耐水性・耐朽性があります。 ねこ部分サイズおよそ　幅29　高25　厚6mm ハカランダは、その木目の美しさと楽器(主にギター等)に使用したときの音色の良さから、古くから珍重されていました。 楽器界では神格化すらされていますので、ギターが好きな方はきっとご存知なのではないでしょうか。 現在ではワシントン条約により輸出入が禁止されているので、もっとも入手の難しい木材のひとつです。 現在では〇〇ローズウッドという材が色々出回っていますが、元はローズウッドという名前はこの材だけを指す言葉でした。 削るとバラのような香りがすることから、Rosewoodー薔薇の木という名が付いたそうです。 バラの香りに似ているのかは…？ですが、作業中は特有の甘い良い香りが部屋中に広がります。 金具はネジでしっかり固定されています。 針の部分が少し短いかもしれませんが、ハンドタオル2枚重ねでもしっかりと留められます。 ・・お手入れは・・ ちょっとツヤが無くなってカサついた様に見えてきたら、乾性油と呼ばれる亜麻仁油やクルミ油等をちょっぴり含ませた柔らかい布でよく拭いてあげてください。 上記の油がなければオリーブオイル等でも結構です。 拭いた後は、できれば数日置いて休ませてあげてください。