旅の記録シリーズ　『毎日が戦い（柘榴）』ヴィンテージガラスブローチ

　これは旅人である僕の、旅の思い出を題材にして作ったブローチシリーズです。 　ある町を歩いていると、ある女性が自宅の花壇の世話している所に通りかかり、市場からは程遠く、水も尽き喉がカラカラで我慢出来ずに水を一杯貰えませんか？と尋ねました。 　すると女性は快く自宅に招き入れて、ゆっくりしていって下さいな。と水だけで無く、水筒の水もくれ、紅茶や茶菓子まで御馳走してくれました。 　僕は悪いですと言いながらお腹を鳴らしていると、なら私の話しを聞く代わりに貰って下さい。と言いました。 　彼女は女性である事を楽しんでいましたが、世間から求められる「女性らしさ」が大嫌いでした。 　「女なのだから家事をして当たり前」「女なのだから男をたてろ」「女なのだから身嗜みを良くしろ」「女なのだから勉強なんかしなくて良い」「女なのだから・・・」そう言われる度に彼女は彼女なりの反論をし、嫌な事も言われましたが止めませんでした。これは彼女の革命だったのです。 　そんな彼女は押しつけられる女性らしさの毎日でも、自分自身が女性と言う事までは嫌いになれませんでした。むしろ好きだったのです。 　女性らしいと言われる可愛いスカートを履くのが、髪を伸ばし素敵に結うのが、花の世話や料理、裁縫が。 　性別らしさとは別に、唯々彼女はそれらが好きだったのです。 　そして最後に彼女がこう言いました。「女性でいるのは矢張り楽じゃありません。まだまだ世の中は不平等です。そう、毎日が戦いです。けれど、その小さな戦いの果てに自分らしい、小さな革命を起こして少しでも女性が、性別や『らしさ』に囚われている人の助力になりたいんです。」と。そう言いながら僕の目を射抜く様に真っ直ぐに見つめ話してくれました。 　 　👾ヴィンテージ品を使用しての作品ですので予めご了承ください。 　 　一点物です。 梱包がかさばる為、市販品のぷちぷち付き封筒(定形外郵便)か、定形外サイズの箱でのお届けとなります。御了承下さいませ。 　 　お客様都合での返品不可です。ハンドメイド品である事をご了解の上でご購入下さいませ。 　！ブローチ部分の裏側にネックレスチェーンを通せる穴がありますので、ペンダントとしても使用可能かと思われます！ #ハンドメイドアクセサリー #minne #夢作屋 #レトロ #ヴィンテージガラス #ヴィンテージ #アンティーク風　　 #ブローチ #スチームパンク #ペンダントトップにもなるブローチ #角度によって色味が変わる