兄が弟の体に潜り込んだ謎の生命体。
弟は生まれつきヘソがでかかった。
ある雨降りの日、傘を忘れた俺はびしょ濡れになって帰宅した。
俺の姿を見た弟がバスタオル持ってきて頭からかぶせてくれる。
「兄さん、今日天気予報見て行かなかったの?降水確率100%だったのに。」
クスクスと弟が笑う。おまけに俺の髪をわしゃわしゃ拭くもんだからこっぱずかしいったらありゃしない。
「風呂入って来る…」
恥ずかしさをまぎらわすように、そう告げて弟に背を向けた瞬間、耳をつんざくような雷鳴が轟いた。
「うわっ!」
怖がりの弟が俺の背中にしがみつく。
そのままでかいヘソに吸い込まれた。
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兄が弟の体に潜り込んだ謎の生命体。
弟は生まれつきヘソがでかかった。
ある雨降りの日、傘を忘れた俺はびしょ濡れになって帰宅した。
俺の姿を見た弟がバスタオル持ってきて頭からかぶせてくれる。
「兄さん、今日天気予報見て行かなかったの?降水確率100%だったのに。」
クスクスと弟が笑う。おまけに俺の髪をわしゃわしゃ拭くもんだからこっぱずかしいったらありゃしない。
「風呂入って来る…」
恥ずかしさをまぎらわすように、そう告げて弟に背を向けた瞬間、耳をつんざくような雷鳴が轟いた。
「うわっ!」
怖がりの弟が俺の背中にしがみつく。
そのままでかいヘソに吸い込まれた。
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