【風の又三郎ネックレス】原石フローライト　物語アクセサリー

宮澤賢治の童話「風の又三郎」をイメージして作りました。 原石のままのようなフローライトは、「又三郎が机に石っころ乗っけてったぞ」というシーンから。 タンザナイト（薄青紫）・アパタイト（ブルーグリーン）・アクアマリン（水色）、ラリマー（薄い水色）・ラピスラズリ（濃い青）、ターコイズなど、軽やかなブルー系の石を並べ、「風」を表現しました。 金色のパイライトが入ったラピスラズリは、又三郎が「ギラギラ光るガラスのマント」をひるがえして現れた夜のイメージから。 長さ調節のできるアジャスターに、空色とエメラルドブルーのターコイズ（練トルコ石）を付け、晴れわたった空を表現しました。 チェーン（真鍮）　長さ約38cm 長さ調節アジャスター　約3cm ★ラッピングについて 「風の又三郎」についての文章と天然石の紹介を書いた、小さな本にお入れします（無料）。 ★天然石について 石の形状や大きさ、色味は写真とは異なることがありますが、ひとつとして同じものがない天然石の味わいと思って頂けると幸いです。また、天然のクラックやキズが見られる石がありますことをご了承ください。 ～天然石の紹介～ ◆フローライト 子供の自由な心を思い出させてくれる石で、常識や決めつけなど、抑圧から心を解放し、無邪気な発想やひらめきを与えてくれます。変化をいとわない軽やかさをもち、失敗を恐れない勇気や判断力を与えて、凝り固まった自己防御を解きほぐしてくれます。中でもグリーンカラーは、心や頭に溜まった疲れや澱みを洗い流してくれます。 ◆アクアマリン 穏やかに打ち寄せる波や、きらめく雫を思わせる、みずみずしい石で、感情の滞りを洗い流して心を癒してくれます。自由を象徴する石でもあり、何事にも囚われない水のような柔軟性や、相手を受け容れる大らかさをもたらし、壁のないコミュニケーションを助けてくれます。アクアマリンには「夜の女王」とも呼ばれるように、暗がりできらめきを増すという特徴がありますが、この優しいきらめきは、心の闇に入りこんでしまったときでも、一筋の光を見せてくれる気がします。 ◆アパタイト 溌剌とした水色がまぶしい石です。こんなにも美しい色をしているのに、私たち人間の骨や歯と組成がよく似ているのが不思議ですが、だからこそ親しみを感じるのかもしれません。溌剌とした石ですが、微笑みながら支えてくれるような優しい石です。自分自身や周りに振り回されない芯の強さや、誠実さをもてるよう促してくれます。家族や友人との絆を強め、信頼関係を保てるよう助けてくれます。 ◆タンザナイト 青紫色のゾイサイトを特別にタンザナイト（タンザニアの夜）と呼んでいます。多色性という性質があり、青・藍色・赤のきらめきが砂金のように見えるものもあります。そのため、見る角度によって色が紫に見えたり青に見えたりすることから、「魔法の石」と呼ばれたこともあったそうです。タンザナイトの神秘的な青紫色を見ていると、その中に吸いこまれて次元の彼方へ浮遊するような、それでいて自分の心を覗きみているような、不思議な気分になります。鳥が空から大地を見下ろすような俯瞰的な視点を与え、自己認識能力やインスピレーションを高めてくれるといわれています。人生の重大な局面にさしかかったとき、道標を示してくれる石です。 ◆ラリマー カリブ海の水面をそのまま石にしたかのような、明るい美しさをもった石です。ドミニカ共和国だけで産出され、「比類なき癒しの石」として、世界三大ヒーリングストーンにも数えられています。思いやりに満ちた癒しの石ですが、ふんわりとした優しさではなく、問題やトラウマと向き合おうとしている人をゆったりと力強く支えてくれます。イルカのような言葉を超えた意志疎通を助けてくれ、できるかぎり相手を受け容れられるよう導いてくれます。 ◆ラピスラズリ 澄んだ夜空の瑠璃色に、きらめく星のような金色のパイライトが入っています。「幸運を呼ぶ石」と称されていますが、受動的な幸せを与えるのではなく、潜在的な問題や本当に進むべき道に気付かせることで、本質的な幸せへ導いてくれる石です。夜空色のラピスラズリを見ていると、宇宙の深淵を覗きこんでいるような気持ちになります。 ◆ターコイズ 青空色のターコイズは旅の守護石。大切な人が遠くへ旅立つとき、「離れていても、この空の下でいつも繋がっている」という想いをこめて贈るという風習があったそうです。「君はひとりじゃない」と元気づけてくれ、持ち主に危険を知らせ災いから身を守ってくれる、友達のような石です。