【受注販売】見返り美人図の刺繍ブローチ

見返り美人。 monoclear さきさん @monoclear_ にすごい綺麗に写真を撮って頂きました🥰💕 ありがとうございます！ 江戸時代に活躍した浮世絵画家、菱川 師宣（ひしかわ もろのぶ)の代表作の見返り美人図からインスピレーションを受けて作りました。 「見返り美人」の意味は、振り返って横顔を見せた姿が美しい女性のことらしいです☺️ そうなんですね！この角度がたしかに素晴らしく美しい！ ちなみにこちら、特定のモデルさんがいたわけではなく流行りの最先端ファッションを描きたかったらしいです。 わかる！買えないと描いて満足しますよね🥰 大人になって、諦めるか買うかになったけど、 若い時はめっさ描いて満足してました😆 私の作品はデフォルメして皆さんに浮世絵のここがステキ！ということをお伝えしたいので、自分なりの解釈で縫いました。 着物に金糸の刺繍を描いている部分があるのですが、 金糸の刺繍の絵を金糸で刺繍するってなんだかおもしろいですよね(*´▽｀*) ☆ そんな風にして楽しく縫いました。 興味を持って頂けたら嬉しいです。 受注販売です。手描きで下書きするので、お顔、大きさなど変わります。 また手縫いで一つ一つ縫っているのでお時間いただきます。 それでも大丈夫ですよって方よろしくお願い申し上げます。 ここからはこだわりポイントとうんちくなので読まなくて大丈夫です！ 浮世絵に興味を持ってくれた方は浮世絵の方の画像を片手に読んだらわかりやすいかもです🥳 ↓↓↓ まずヘアスタイルですが、これは玉結びと言うそうです。 玉結びとは、前髪は別にとって立てて膨らまし(ポンパドール風ってことでしょうか？)後ろ髪は輪状に結んでいるスタイル。 べっ甲製の差し櫛と笄(こうがい)が刺さっています。 笄の先端には家紋のすかしぼりまで入っています。 (すかしぼりまでは小さすぎて縫えなかったけど) 着物は、当時高級品であった紅で染められた生地で仕立てられています。 絞りが入り、白と水色の糸での刺繍・そして黄色の花は金糸による刺繍がしてあります。 師宣は縫箔師の家で育ったので着物の柄が細密に描かれているようです。 帯は当時人気の吉弥結び(大幅の帯に重りを縫い付け後ろで片結びに結んで長くたらす結び方)をしています。 長いこと読んでくださりありがとうございます！