木軸のペンの製作にあたり、次の仕上げ方法を検討し、最終的にシアノアクリレートを仕上げ材とすることとしました。(右隣の括弧内はその溶剤)
その溶剤が手元にあったので、今般、消毒用アルコール(エタノール)も追加して、シアノアクリレート仕上げに対する影響のテストを行ったものです。
・ シェラック(無水エタノール)
・ 油性ウレタンニス(ペイント薄め液)
・ ニトロセルロースラッカー(ラッカー薄め液)
・ シアノアクリレート(以下「CA」という。)(アセトン)
当アトリエのペンにご興味をお持ち頂いた方のご参考になれば幸いです。
結論
1 消毒用アルコール、無水アルコール、ペイント薄め液、ラッカー薄め液はCAの塗面を溶かすなどの影響は無かった。
2 アセトンは、1滴垂らすだけでも、垂らした面はシミになり、擦ると徐々にCA塗膜を溶かし木地が見えてくる。(アセトンは、CAの溶剤なので当然の結果である。)
3 CA塗面に引いた油性マーカーの線は、消毒用、無水アルコールどちらでも簡単に落ちる。
CA面への影響は無かった。
ーーーーーーーーーーーーーー以下テストの詳細ーーーーーーーーーーーーー
■ 説明
当方は化学の専門家ではありませんので、理論に基づく予測により行ったものでは無く単にやってみたらこうなったという事実を記述したものです。
また、気づいていない条件があるかも知れませんし、その条件が変われば結果が変わってくる可能性もあります。
実際にペンで試される場合は、目立たないところで確認し、自己責任で行って下さい。
テスト用の木材はマホガニーを溶剤毎に用意しました。(以下「サンプル」という。)
以下のテストの結果において、「変化なし・・」の旨の記載はについては、目視ではテスト前と後のCA面の変化は確認できなかったとの主旨であり、化学的検査などによる厳密なものではありません。
テスト次の4つです。
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■ テスト 1
1 方法
4本の各サンプルの右側の赤線で囲まれた部分に、それぞれの後ろに置いてある、無水エタノール、ペイント薄め液、ラッカー薄め液、アセトンの4つの溶剤をスポイトで1滴落下させた。
左側の黒い線で囲まれた部分は当初の状態のままですので、比較が可能です。
2 結果
無水エタノール、ペイント薄め液、ラッカー薄め液を当てたサンプルには変化は無かった。
アセトンを落下させたサンプルには、アセトンが付着した部分にシミのようなものが見えた。
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■ テスト 2
1 方法
サンプル4本を旋盤に設置し回転させた状態で、無水エタノール、ペイント薄め液、ラッカー薄め液、アセトンの4つを染みこませた布を各サンプルの2本の赤い線の間に約1分間押し当てた。
2 結果
無水エタノール、ペイント薄め液、ラッカー薄め液を当てたサンプルには変化は無かった。
アセトンを当てたサンプルは、CAが溶け、木地が見える状態になった。
テスト後1ヶ月経過するが、4つのサンプルとも変化は無い。(べた付きなども無い。)
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■ テスト 3
テスト1で消毒用エタノールよりエタノールの濃度の高い無水エタノールで変化が無いことを確認していたが、消毒用エタノールにはイソプロパノールなどが含まれているものがあることが分かったので念のため追加試験することとした。
1 方法
サンプルを2本用意した。
消毒用には4mmネジにナット1個、無水には5mmネジにナット3個を付け途中で混同することがないようにした。
2つのサンプルを入れた2本のボトルの中に、消毒用エタノールと無水エタノールをサンプルの長さの1/3程度が浸る量を入れた。
浸った部分とそうで無い部分の差を見るためである。
結果的に、毛細管現象などでエタノールは全面に行き渡ってしまい分けた意味は無かった。
浸した期間は、9日間である。
2 結果
2サンプルともCAに変化は無かった。
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■ テスト 4
1 方法
テスト3で使用した2本のサンプルに、油性マーカーマッキー黒・赤(ゼブラ(株)社製)で線を引き、消毒用エタノール、無水エタノールで1回目は線の半分を、2回目は残りの半分を拭ってみた。
2 結果
軽く拭うだけで油性マーカーの線は消え、サンプルに変化は無かった。
木軸のペンの製作にあたり、次の仕上げ方法を検討し、最終的にシアノアクリレートを仕上げ材とすることとしました。(右隣の括弧内はその溶剤)
その溶剤が手元にあったので、今般、消毒用アルコール(エタノール)も追加して、シアノアクリレート仕上げに対する影響のテストを行ったものです。
・ シェラック(無水エタノール)
・ 油性ウレタンニス(ペイント薄め液)
・ ニトロセルロースラッカー(ラッカー薄め液)
・ シアノアクリレート(以下「CA」という。)(アセトン)
当アトリエのペンにご興味をお持ち頂いた方のご参考になれば幸いです。
結論
1 消毒用アルコール、無水アルコール、ペイント薄め液、ラッカー薄め液はCAの塗面を溶かすなどの影響は無かった。
2 アセトンは、1滴垂らすだけでも、垂らした面はシミになり、擦ると徐々にCA塗膜を溶かし木地が見えてくる。(アセトンは、CAの溶剤なので当然の結果である。)
3 CA塗面に引いた油性マーカーの線は、消毒用、無水アルコールどちらでも簡単に落ちる。
CA面への影響は無かった。
ーーーーーーーーーーーーーー以下テストの詳細ーーーーーーーーーーーーー
■ 説明
当方は化学の専門家ではありませんので、理論に基づく予測により行ったものでは無く単にやってみたらこうなったという事実を記述したものです。
また、気づいていない条件があるかも知れませんし、その条件が変われば結果が変わってくる可能性もあります。
実際にペンで試される場合は、目立たないところで確認し、自己責任で行って下さい。
テスト用の木材はマホガニーを溶剤毎に用意しました。(以下「サンプル」という。)
以下のテストの結果において、「変化なし・・」の旨の記載はについては、目視ではテスト前と後のCA面の変化は確認できなかったとの主旨であり、化学的検査などによる厳密なものではありません。
テスト次の4つです。
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■ テスト 1
1 方法
4本の各サンプルの右側の赤線で囲まれた部分に、それぞれの後ろに置いてある、無水エタノール、ペイント薄め液、ラッカー薄め液、アセトンの4つの溶剤をスポイトで1滴落下させた。
左側の黒い線で囲まれた部分は当初の状態のままですので、比較が可能です。
2 結果
無水エタノール、ペイント薄め液、ラッカー薄め液を当てたサンプルには変化は無かった。
アセトンを落下させたサンプルには、アセトンが付着した部分にシミのようなものが見えた。
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■ テスト 2
1 方法
サンプル4本を旋盤に設置し回転させた状態で、無水エタノール、ペイント薄め液、ラッカー薄め液、アセトンの4つを染みこませた布を各サンプルの2本の赤い線の間に約1分間押し当てた。
2 結果
無水エタノール、ペイント薄め液、ラッカー薄め液を当てたサンプルには変化は無かった。
アセトンを当てたサンプルは、CAが溶け、木地が見える状態になった。
テスト後1ヶ月経過するが、4つのサンプルとも変化は無い。(べた付きなども無い。)
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■ テスト 3
テスト1で消毒用エタノールよりエタノールの濃度の高い無水エタノールで変化が無いことを確認していたが、消毒用エタノールにはイソプロパノールなどが含まれているものがあることが分かったので念のため追加試験することとした。
1 方法
サンプルを2本用意した。
消毒用には4mmネジにナット1個、無水には5mmネジにナット3個を付け途中で混同することがないようにした。
2つのサンプルを入れた2本のボトルの中に、消毒用エタノールと無水エタノールをサンプルの長さの1/3程度が浸る量を入れた。
浸った部分とそうで無い部分の差を見るためである。
結果的に、毛細管現象などでエタノールは全面に行き渡ってしまい分けた意味は無かった。
浸した期間は、9日間である。
2 結果
2サンプルともCAに変化は無かった。
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■ テスト 4
1 方法
テスト3で使用した2本のサンプルに、油性マーカーマッキー黒・赤(ゼブラ(株)社製)で線を引き、消毒用エタノール、無水エタノールで1回目は線の半分を、2回目は残りの半分を拭ってみた。
2 結果
軽く拭うだけで油性マーカーの線は消え、サンプルに変化は無かった。