【片耳用】妖精の鱗粉ピアス/イヤリング【小さなカフェシリーズ】

【小さなカフェの魔法使いシリーズ】 妖精の鱗粉を模した極小ガラス玉を試験管に詰め込んだ片耳用ピアスです。 個性的な試験管とガラス玉の彩りで存在感がありつつもシンプルな見た目になっています。 画像は自然光の下で撮影を行っております。 PCなどの環境によって実際の色味と違って見える場合があります。 カラー ①フレイム(赤) ②ウォーター(青) ③ウィンド(緑) ④シャイン(透明) ⑤ダーク(紫) ＊カラー全5色。備考欄にてカラーをご指定ください。 ＊ピアス金具を「樹脂製フックピアス」「イヤリング」「ノンホールピアス」に変更可能です。 使用素材 ガラス、ピアス金具 大きさ　約6cm ******************************************* 「魔法使いというのは、所詮はちょっと人より頼るのが上手な奴のことを言うんだよ。」 これが師匠の口癖。 魔法とは、万物の力を借りているに過ぎず、魔法が上手＝万物に頼るのが上手、ということらしい。 だが、魔法使いの中でも抜きんでた才を持つと言われる件の師匠は今、目の前で妖精に弄ばれている。 「弟子くん！ねぇ、弟子くん！！ちょっと！！助けてよ！！」 5人の妖精に囲まれ、悲壮な声を上げる師匠。 原因は、僕が鱗粉のお礼として妖精たちに用意した焼き菓子を食べてしまったこと。 一応ちゃんと「食べちゃダメですよ」とは言ったんだけども、聞いちゃいなかったようだ。 「弟子くーーーん！！！！」 いくら万物に頼るのが上手とは言っても、たまには凡ミスをするものである。 仕方がないので、隠しておいたとっておきのお菓子を出すことにしよう。 試験管いっぱいの鱗粉5本分の対価だ、致し方ないだろう。 「…と、いうことで師匠。またこのお菓子買ってきてくださいね、師匠のへそくりで。」 ちょっと毛先が焦げた師匠は、妖精の鱗粉入りの試験管を片手に、苦笑いした。