作品説明
何年前か忘れてしまったくらい以前に手に入れた「スターサファイア」です。
カットして磨いただけの非加熱サファイアは今では「レア」と言っても良いくらいなのですが、条件によってきれいなスターが現れる貴重なルースです。
カラーはお好みがありますが、個人的にはとても好みの「シルバーグレー」です。
LEDを当てて撮影した物は色が少しパープル寄りに見えますが、画像2枚目のようなほんの少しブルーを感じる「グレー」です。
室内照明や光量が足りない時は地味な「グレー」に見えます。
人によっては「地味」なカラーとも思われそうですが、「シルク」と呼ばれる内包物がなんとも繊細で美しいんです。
後日「訳あり」で出品予定です。
⭐️それでは内包物のお話しです。
【スターサファイアについて】
9月の誕生石「スターサファイア」は奇跡がいくつも重なってできた天然石です。
サファイアは硬度がダイヤモンドの次に硬いので、カット面の輝きが強いため、ほとんどがファセットカットされますが「スターサファイア」はカボションカットになります。
天然石には内包物があり、その内包物によって色々な効果を宝石にもたらします。
「ブルームーンストーン」のブルーのシラーや「キャッツ」と言われるカボションカットに現れる光のラインなどが良く知られています。
「キャッツ」はカボションカットされたルースの底面に針状内包物が一定方向に規則正しく並ぶ事で現れます。
スター効果は「アステリズム効果」とも言います。
こちらはルースの底面ではなく、ストーン内に針状内包物があります。サファイアやルビーにあるこの内包物は「シルク」と呼ばれています。画像でもご覧いただけますが、とても美しいです。
このシルクが2方向に交差すると4条のスターが現れ、3方向に交差すると6条のスターが現れます。
この事だけでも奇跡が重なる希少な鉱物だという事です。
更にスターがきれいに現れるようにカットする技術は人の手によりますが、その事に気付いた事が奇跡と言えます。
スターが現れるルースの裏側はほとんどが磨いていません。欠けがあってもそのままなのです。
せっかくスターが出るようにカボションカットできたのに、裏側を削ったり磨いてしまうとスター効果が少なくなったり光のラインが曲がってしまったりするからです。
裏側の未処理は天然の非加熱「スターサファイア」である証拠でもあります。
加熱すると内包物は溶けてしまいスター効果はなくなってしまうそうです。
最近はカボションカットのサファイアやルビーの表面にベリリウム加熱拡散処理をして、鮮やかなブルーやレッドにスター効果が出るルースが作れるようになりました。
「偽物」とは言いにくいですが、カラーもスターも天然ではありません。表面に色を圧着させ、スター効果を誘発させる処理をしています。
価格が安いのにきれいなカラーでスターもしっかり出るルースは裏側をチェックした方が良いかもしれません。
とはいえ、スターサファイアやルビーは稀少石でお高いので、これはこれで「現代の宝石」の形として楽しめば良いのかもしれません。
この処理での色の安定性は高く、超音波洗浄や酸にも耐性があるそうです。
表面を金属のヤスリなどで削ると色やスターは取れてしまうそうです。
【内包物が創る芸術】
このページの「スターサファイア」は元のカラーが淡いため、強い光が当たらないとハッキリしたスターは現れません。
けれどもお天気の良い日に外に出て、太陽光の元で見る6条の星は、うっとりするくらいくっきりと美しく見えます。
光と宝石が作り出すマジックのようです。
偶然がいくつも重なって創られるこの奇跡は内包物の成せる芸術だと思っています。
そもそも宝石の成り立ち自体が奇跡のような物なので、人はパワーを感じるのだと思っています。
ダイヤモンドは透明であればあるほど価値が上がり喜ばれますが、エメラルドなどは内包物の多い天然石で、内包物はあって当たり前、むしろ本物の証とさえ言われています。
画像にある物ではルチルクォーツなどは針と水晶のバランスや針の色などで好みの差はありますが、地球が育んだ芸術作品だと思いませんか?
最近知った「ブラッドショットアイオライト」などは内包物がなければただ半透明のストーンではないかと思ったりもします。ところが内包物であるレピドクロサイトがある事で不思議な魅力のあるストーンになっています。
「ストロベリークォーツ」も内包物がなければ普通の水晶です。内部にクラックが入った「ストロベリークォーツ」に虹が見えているのも、奇跡の重なりが作った芸術です。
パワーがありそう!!
他にもたくさんありますが、文字数に制限がありますのでこの辺で終わりにします。
最後までご覧いただきありがとうございました👋🏻
何年前か忘れてしまったくらい以前に手に入れた「スターサファイア」です。
カットして磨いただけの非加熱サファイアは今では「レア」と言っても良いくらいなのですが、条件によってきれいなスターが現れる貴重なルースです。
カラーはお好みがありますが、個人的にはとても好みの「シルバーグレー」です。
LEDを当てて撮影した物は色が少しパープル寄りに見えますが、画像2枚目のようなほんの少しブルーを感じる「グレー」です。
室内照明や光量が足りない時は地味な「グレー」に見えます。
人によっては「地味」なカラーとも思われそうですが、「シルク」と呼ばれる内包物がなんとも繊細で美しいんです。
後日「訳あり」で出品予定です。
⭐️それでは内包物のお話しです。
【スターサファイアについて】
9月の誕生石「スターサファイア」は奇跡がいくつも重なってできた天然石です。
サファイアは硬度がダイヤモンドの次に硬いので、カット面の輝きが強いため、ほとんどがファセットカットされますが「スターサファイア」はカボションカットになります。
天然石には内包物があり、その内包物によって色々な効果を宝石にもたらします。
「ブルームーンストーン」のブルーのシラーや「キャッツ」と言われるカボションカットに現れる光のラインなどが良く知られています。
「キャッツ」はカボションカットされたルースの底面に針状内包物が一定方向に規則正しく並ぶ事で現れます。
スター効果は「アステリズム効果」とも言います。
こちらはルースの底面ではなく、ストーン内に針状内包物があります。サファイアやルビーにあるこの内包物は「シルク」と呼ばれています。画像でもご覧いただけますが、とても美しいです。
このシルクが2方向に交差すると4条のスターが現れ、3方向に交差すると6条のスターが現れます。
この事だけでも奇跡が重なる希少な鉱物だという事です。
更にスターがきれいに現れるようにカットする技術は人の手によりますが、その事に気付いた事が奇跡と言えます。
スターが現れるルースの裏側はほとんどが磨いていません。欠けがあってもそのままなのです。
せっかくスターが出るようにカボションカットできたのに、裏側を削ったり磨いてしまうとスター効果が少なくなったり光のラインが曲がってしまったりするからです。
裏側の未処理は天然の非加熱「スターサファイア」である証拠でもあります。
加熱すると内包物は溶けてしまいスター効果はなくなってしまうそうです。
最近はカボションカットのサファイアやルビーの表面にベリリウム加熱拡散処理をして、鮮やかなブルーやレッドにスター効果が出るルースが作れるようになりました。
「偽物」とは言いにくいですが、カラーもスターも天然ではありません。表面に色を圧着させ、スター効果を誘発させる処理をしています。
価格が安いのにきれいなカラーでスターもしっかり出るルースは裏側をチェックした方が良いかもしれません。
とはいえ、スターサファイアやルビーは稀少石でお高いので、これはこれで「現代の宝石」の形として楽しめば良いのかもしれません。
この処理での色の安定性は高く、超音波洗浄や酸にも耐性があるそうです。
表面を金属のヤスリなどで削ると色やスターは取れてしまうそうです。
【内包物が創る芸術】
このページの「スターサファイア」は元のカラーが淡いため、強い光が当たらないとハッキリしたスターは現れません。
けれどもお天気の良い日に外に出て、太陽光の元で見る6条の星は、うっとりするくらいくっきりと美しく見えます。
光と宝石が作り出すマジックのようです。
偶然がいくつも重なって創られるこの奇跡は内包物の成せる芸術だと思っています。
そもそも宝石の成り立ち自体が奇跡のような物なので、人はパワーを感じるのだと思っています。
ダイヤモンドは透明であればあるほど価値が上がり喜ばれますが、エメラルドなどは内包物の多い天然石で、内包物はあって当たり前、むしろ本物の証とさえ言われています。
画像にある物ではルチルクォーツなどは針と水晶のバランスや針の色などで好みの差はありますが、地球が育んだ芸術作品だと思いませんか?
最近知った「ブラッドショットアイオライト」などは内包物がなければただ半透明のストーンではないかと思ったりもします。ところが内包物であるレピドクロサイトがある事で不思議な魅力のあるストーンになっています。
「ストロベリークォーツ」も内包物がなければ普通の水晶です。内部にクラックが入った「ストロベリークォーツ」に虹が見えているのも、奇跡の重なりが作った芸術です。
パワーがありそう!!
他にもたくさんありますが、文字数に制限がありますのでこの辺で終わりにします。
最後までご覧いただきありがとうございました👋🏻