現代の天然石について、今まで「Coffee Break」でいくつかお伝えして来ました。
鉱山から採掘されて、研磨するだけで宝石として通用する天然石は本当に少ないそうです。
もっときれいに、もっと色合いを鮮やかにするため高温で熱したり、クラックに何かを充填して割れにくくしたり、コバルトを照射して色を変化させたりと様々な技術を駆使して、現在の宝石が成り立っています。
宝飾業界では天然石に人の手を加える事は当たり前のようになっていて、特に明記しなくても良いとされている処理と明記する必要がある処理があります。
代表的な宝石ではサファイアやルビーの「加熱処理」です。
採掘されただけでは色が薄かったり、透明感がなかったりするルビーやサファイアを高温で加熱する事により、色合いが鮮やかになるそうです。
天然石が作られる過程で美しい色になる条件のうちのひとつである高温(マグマ)が足りなかったため色が今ひとつの石に人工的に高温の条件を後から加えてベストな結果を作り出すわけですね!高温に弱い内包物が溶けてしまい、透明感が増す事もあるそうです。
この処理は後々色が変わってしまう事がないので明記する必要がありません。
ルビーに良くある処理として、ストーン内部のクラックや表面の微細な傷などをガラス質を充填してきれいに見せる方法があります。
ガラス自体はとても美しいツヤやきらめきもありますが、ルビーのような硬さはありません。
なので、耐久性という点ではルビーと全く同等とは言えないので、明記する必要があります。
この処理をしたルビーは価格が安い上にきれいなので、ここ数年とても良く見ます。
考え方は人それぞれですが、鉱山が閉山してしまったり、良い石が滅多に採れなくなった今の時代に、手軽に美しいルビーを楽しめるのはうれしい事です。
他にもたくさんの処理方法があるのですが、今回のメインは「ブルージルコン」ですので、この辺にいたします。
やっと本題ですが、2日間にかけて午前9時から11時まで日の当たる出窓に置いて、太陽光をしっかり浴びた「ブルージルコン」はほとんど色変化がありませんでした。
「ほとんど」と言うと少しは変わったのか?と思われるかもしれません。
私の目には変わったように見えませんでした。人間の記憶は機械のように正確ではないので、どのように表現するのが正解かわからず「変わっていない」とは明言できないと思ったのです。
ただ、一般に言われるような「わっ!変わった!」というような変化は全くありませんでした。
実験後の画像も載せていますがそれが実験後の画像だと証明する事も難しいですし、太陽光の強さなど細かい違いはありますので、信じていただくしかありません。
ネットなどで「ブルージルコン」を販売している所や「ブルージルコン」について詳しく説明している所では「色は元に戻るものなので、慌てて宝飾店に行かなくても大丈夫」と書いていますが、販売する側も事前に説明する必要があるストーンだという事は確かです。
このリングの「ブルージルコン」の事ではありませんが、日に当てて色が薄くなってしまったストーンも暗所に置いておくと数日で元に戻るそうです。
不思議ですが、元に戻るのですから、それはそれで違う色合いも楽しめて日焼けのサインにもなる、素敵なストーンなのでは?なんて思いませんか?
長くなりましたが、今までのお取引で信用していただける方で、欲しいと思ってくださる方にご縁がいただけたらと思い「Coffee Break 」を書きました。
8月中には販売を再開する予定です。
以下のURLで「ブルージルコン」のリングをご覧いただけます。
Silver 925 《7x5㎜・オーバルカットブルージルコンスターライトリング》 #minne https://minne.com/items/28996302
現代の天然石について、今まで「Coffee Break」でいくつかお伝えして来ました。
鉱山から採掘されて、研磨するだけで宝石として通用する天然石は本当に少ないそうです。
もっときれいに、もっと色合いを鮮やかにするため高温で熱したり、クラックに何かを充填して割れにくくしたり、コバルトを照射して色を変化させたりと様々な技術を駆使して、現在の宝石が成り立っています。
宝飾業界では天然石に人の手を加える事は当たり前のようになっていて、特に明記しなくても良いとされている処理と明記する必要がある処理があります。
代表的な宝石ではサファイアやルビーの「加熱処理」です。
採掘されただけでは色が薄かったり、透明感がなかったりするルビーやサファイアを高温で加熱する事により、色合いが鮮やかになるそうです。
天然石が作られる過程で美しい色になる条件のうちのひとつである高温(マグマ)が足りなかったため色が今ひとつの石に人工的に高温の条件を後から加えてベストな結果を作り出すわけですね!高温に弱い内包物が溶けてしまい、透明感が増す事もあるそうです。
この処理は後々色が変わってしまう事がないので明記する必要がありません。
ルビーに良くある処理として、ストーン内部のクラックや表面の微細な傷などをガラス質を充填してきれいに見せる方法があります。
ガラス自体はとても美しいツヤやきらめきもありますが、ルビーのような硬さはありません。
なので、耐久性という点ではルビーと全く同等とは言えないので、明記する必要があります。
この処理をしたルビーは価格が安い上にきれいなので、ここ数年とても良く見ます。
考え方は人それぞれですが、鉱山が閉山してしまったり、良い石が滅多に採れなくなった今の時代に、手軽に美しいルビーを楽しめるのはうれしい事です。
他にもたくさんの処理方法があるのですが、今回のメインは「ブルージルコン」ですので、この辺にいたします。
やっと本題ですが、2日間にかけて午前9時から11時まで日の当たる出窓に置いて、太陽光をしっかり浴びた「ブルージルコン」はほとんど色変化がありませんでした。
「ほとんど」と言うと少しは変わったのか?と思われるかもしれません。
私の目には変わったように見えませんでした。人間の記憶は機械のように正確ではないので、どのように表現するのが正解かわからず「変わっていない」とは明言できないと思ったのです。
ただ、一般に言われるような「わっ!変わった!」というような変化は全くありませんでした。
実験後の画像も載せていますがそれが実験後の画像だと証明する事も難しいですし、太陽光の強さなど細かい違いはありますので、信じていただくしかありません。
ネットなどで「ブルージルコン」を販売している所や「ブルージルコン」について詳しく説明している所では「色は元に戻るものなので、慌てて宝飾店に行かなくても大丈夫」と書いていますが、販売する側も事前に説明する必要があるストーンだという事は確かです。
このリングの「ブルージルコン」の事ではありませんが、日に当てて色が薄くなってしまったストーンも暗所に置いておくと数日で元に戻るそうです。
不思議ですが、元に戻るのですから、それはそれで違う色合いも楽しめて日焼けのサインにもなる、素敵なストーンなのでは?なんて思いませんか?
長くなりましたが、今までのお取引で信用していただける方で、欲しいと思ってくださる方にご縁がいただけたらと思い「Coffee Break 」を書きました。
8月中には販売を再開する予定です。
以下のURLで「ブルージルコン」のリングをご覧いただけます。
Silver 925 《7x5㎜・オーバルカットブルージルコンスターライトリング》 #minne https://minne.com/items/28996302