【作品誕生ストーリー】
ソフィアという少女が街に住んでいる。
ソフィアには不思議な力があって
生き物や植物と会話ができるのだ。
しかも生き物だけでなく椅子やテーブルといった物とも会話ができた。
でも彼女のその不思議な力を信じる者は1人もいなかった。
ソフィアもどうせ信じてもらえないと思い、
誰にも言わないようになった。
そんな彼女には唯一話が合う友達がいた。
その友達はルーカスという少年だ。
ソフィアが図書館で
妖精の本を読んでいたときに
ルーカスから声をかけられ
それから2人はよく話をするようになったのだ。
でもソフィアはルーカスに
自分の不思議な力のことは話していなかった。
「きっとルーカスも私の力のことを聞いたら変なやつだと思うんじゃないかな」
そう思うとソフィアは怖くて言い出せなかった。
ソフィアは
「そうだ、森に行こう」
と思い立ち、森のお花畑へ向かった。
ソフィアは何かあると
いつもお花畑に来て花たちと会話をする。
人目を気にせずおしゃべりができるから
自分らしくいられる唯一の場所でもあった。
ソフィアはお花畑に着くと
いつものように花たちと話をした。
「私が花や物と話せるってルーカスに話したらルーカスはどう思うかしら?」
「やっぱり信じてもらえないかな」
ソフィアがもやもやした気持ちでいると
彼女の周りが目の前も見えないほどの
濃い霧に包まれた。
そして濃い霧が晴れたとき
ソフィアの目の前の花に
ちょこんと座る妖精の姿があった。
ソフィアは目の前にいる妖精を見て
「また来てくれたのね」と言った。
実はソフィアはこの妖精とすでに出会っていた。
以前お花畑に来たときにソフィアは
この妖精からピンク色に輝く石をもらったおかげでルーカスと出会うことができた。
ソフィアは
「あなたの名前は?」
と妖精に聞いた。
すると妖精は
「私はブロー。花の妖精よ」
「あなたが暗い顔をしていたから心配で会いに来たの」と言った。
ソフィアは
「ありがとう、ブロー」
「実は大切な人に私の秘密を話そうか迷っているの」
それを聞いたブローは
「大丈夫、怖がらないで」
「あなたのことを受け止めてくれる人はいるわ」
と言うとソフィアの手を握った。
するとソフィアが身につけていた石が
突然光り出し宙に浮いたのだ。
「え?なに?」
とソフィアが驚いていると
宙に浮いた石が一層強く光り
2つになってソフィアの手に降りてきた。
「2人がこれからも仲良くいられますようにと願いを込めたわ」
とブローが言った。
2つの石を眺めながらソフィアは
「素敵ね、ありがとう」
「なんだか勇気が湧いてきた」
と言った。
「良かった、あなたなら大丈夫よ」
とブローが言うと
また濃い霧が出てきた。
そして霧が晴れるとブローはいなくなっていた。
ソフィアは次の日、図書館へ行った。
いつものようにルーカスと一緒に妖精の本を読んでいると
「ルーカス、実は話したいことがあるの」
とソフィアは話を切り出した。
「何?」とルーカスは言った。
「実は私、物や生き物と会話ができるの」
とソフィアは震える手を押さえて
勇気を振り絞って言った。
一瞬びっくりした表情をしたルーカスだったが
「そうなんだ、それはすごく素敵なことだね」
と言ってきた。
ソフィアはその言葉を聞いて
「信じて…くれるの?」
と思わず聞き返した。
するとルーカスは
「ソフィアが言うならそうなんだろうなって思うよ」
と言った。
ソフィアは初めて自分を受け入れてくれる人に出会えたことが嬉しくて涙が溢れてきた。
そんな彼女の耳元にはピンク色に輝く石が優しく光りながら揺れていた。
ーーーーー
・サイズ
全長約5cm
鉱石部分約2cm
・素材
イヤリング金具:亜鉛合金、金メッキ
接続部分:スワロフスキー、亜鉛合金、金メッキ
鉱石部分:レジン
【作品誕生ストーリー】
ソフィアという少女が街に住んでいる。
ソフィアには不思議な力があって
生き物や植物と会話ができるのだ。
しかも生き物だけでなく椅子やテーブルといった物とも会話ができた。
でも彼女のその不思議な力を信じる者は1人もいなかった。
ソフィアもどうせ信じてもらえないと思い、
誰にも言わないようになった。
そんな彼女には唯一話が合う友達がいた。
その友達はルーカスという少年だ。
ソフィアが図書館で
妖精の本を読んでいたときに
ルーカスから声をかけられ
それから2人はよく話をするようになったのだ。
でもソフィアはルーカスに
自分の不思議な力のことは話していなかった。
「きっとルーカスも私の力のことを聞いたら変なやつだと思うんじゃないかな」
そう思うとソフィアは怖くて言い出せなかった。
ソフィアは
「そうだ、森に行こう」
と思い立ち、森のお花畑へ向かった。
ソフィアは何かあると
いつもお花畑に来て花たちと会話をする。
人目を気にせずおしゃべりができるから
自分らしくいられる唯一の場所でもあった。
ソフィアはお花畑に着くと
いつものように花たちと話をした。
「私が花や物と話せるってルーカスに話したらルーカスはどう思うかしら?」
「やっぱり信じてもらえないかな」
ソフィアがもやもやした気持ちでいると
彼女の周りが目の前も見えないほどの
濃い霧に包まれた。
そして濃い霧が晴れたとき
ソフィアの目の前の花に
ちょこんと座る妖精の姿があった。
ソフィアは目の前にいる妖精を見て
「また来てくれたのね」と言った。
実はソフィアはこの妖精とすでに出会っていた。
以前お花畑に来たときにソフィアは
この妖精からピンク色に輝く石をもらったおかげでルーカスと出会うことができた。
ソフィアは
「あなたの名前は?」
と妖精に聞いた。
すると妖精は
「私はブロー。花の妖精よ」
「あなたが暗い顔をしていたから心配で会いに来たの」と言った。
ソフィアは
「ありがとう、ブロー」
「実は大切な人に私の秘密を話そうか迷っているの」
それを聞いたブローは
「大丈夫、怖がらないで」
「あなたのことを受け止めてくれる人はいるわ」
と言うとソフィアの手を握った。
するとソフィアが身につけていた石が
突然光り出し宙に浮いたのだ。
「え?なに?」
とソフィアが驚いていると
宙に浮いた石が一層強く光り
2つになってソフィアの手に降りてきた。
「2人がこれからも仲良くいられますようにと願いを込めたわ」
とブローが言った。
2つの石を眺めながらソフィアは
「素敵ね、ありがとう」
「なんだか勇気が湧いてきた」
と言った。
「良かった、あなたなら大丈夫よ」
とブローが言うと
また濃い霧が出てきた。
そして霧が晴れるとブローはいなくなっていた。
ソフィアは次の日、図書館へ行った。
いつものようにルーカスと一緒に妖精の本を読んでいると
「ルーカス、実は話したいことがあるの」
とソフィアは話を切り出した。
「何?」とルーカスは言った。
「実は私、物や生き物と会話ができるの」
とソフィアは震える手を押さえて
勇気を振り絞って言った。
一瞬びっくりした表情をしたルーカスだったが
「そうなんだ、それはすごく素敵なことだね」
と言ってきた。
ソフィアはその言葉を聞いて
「信じて…くれるの?」
と思わず聞き返した。
するとルーカスは
「ソフィアが言うならそうなんだろうなって思うよ」
と言った。
ソフィアは初めて自分を受け入れてくれる人に出会えたことが嬉しくて涙が溢れてきた。
そんな彼女の耳元にはピンク色に輝く石が優しく光りながら揺れていた。
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・サイズ
全長約5cm
鉱石部分約2cm
・素材
イヤリング金具:亜鉛合金、金メッキ
接続部分:スワロフスキー、亜鉛合金、金メッキ
鉱石部分:レジン