泉の妖精ロッホ　安らぎ　イヤリング

【作品誕生ストーリー】 歩く道を明るく照らすほど 月が明るい満月のある夜、 女性は長時間の残業を終えて くったくたな体を引きずるように 歩いていた。 家に着いた途端ソファに倒れ込み 「はぁ〜、今日はさすがにしんどい」 「癒されたい〜」とつぶやいた。 すると彼女は 「こういう時こそあれだ♪」 と思いついたようにある物を取りに行った。 ある物というのは3年ほど前に ロッホという妖精からもらった石だった。 彼女はその石を大事そうに握りしめた。 すると暖かい日の光に包まれるような感覚になった。 「やっぱりこれ持ってると癒される」 彼女はそう言いながら窓辺へ向かった。 外の空気を入れようと窓を開けたら 持っていた石が突然光り出した！ 「え？なに？」 と彼女は驚いて握っていた手を開いた。 すると石はゆっくり宙に浮かび上がり そのまま光り続けた。 女性が宙に浮いた石に触れようと手を伸ばすと 「今日もお疲れさま」 という声が聞こえてきた。 彼女はすぐにロッホだと気づいた。 「ロッホ、いつもそばにいてくれたのね」 と言うと 「いつもあなたのそばにいるよ」 と声が聞こえたと思ったら 宙に浮いていた石から2つの光が ゆっくり降りてきた。 浮いていた石もその光と共に ゆっくり降りてきて 窓辺にころんと転がった。 見るとそこには 持っていた石の他に2つ小さな石があった。 女性は2つの小さな石を手に取ると 「ロッホからの贈り物だわ」 と言うと 外に向かって 「ロッホ、ありがとう」 とささやいた。 そして3つの石を大切にしまい、 眠りについた。 ーーーーー ・サイズ 全長約5cm ・素材 レジン、クリスタルガラス