陽気な妖精フィニ　ポジティブ　活力　ネックレス

陽気な妖精フィニはとっても陽気な性格で いつも元気いっぱいだ。 森の中をジェットコースターのような勢いで縦横無尽に木々の間を飛び回るのが日課になっている。 いつものように森を飛び回っていたら 1人の女の子が森を歩いているのが見えた。 女の子の名前はソフィア。 ソフィアはいつも1人だ。 同年代の子たちはソフィアのことを 変わり者だと言って仲間外れにしているのだ。 ソフィアには不思議な力があって 動物や植物と会話ができる。 でもその力を誰も信じてくれない。 「そんな力あるわけない」 「嘘を言っている」と 仲間外れにされてしまうのだ。 ソフィアは自分の言っていることを 誰も信じてくれないことがとても悲しかった。 「なんでみんな信じてくれないんだろう」 「私がおかしいのかな…」 ソフィアは自分がみんなと違うことが いけないことなんじゃないかと思うこともあった。 悲しい気持ちになったソフィアは 気持ちを紛らわすために大好きな森へ向かった。 森には人もほとんど来ないから 人の目を気にすることもなく動物や植物たちと会話ができる。 それに森の空気が好きだった。 森を歩いていると シロップのように甘い花の香りがしてきたり、 ある時は爽やかなハーブの香りがしてきたり、 自然のアロマがソフィアの癒しになっていた。 自分の言っていることを誰も信じてくれなくて 落ち込んでしまったソフィアは 溢れ出そうな涙をこらえ森を歩いていた。 そんな悲しい表情を見た妖精のフィニは なんとかしてあげなきゃと思い ソフィアの方へ飛んでいった。 そしてソフィアに向かって 「元気を出して！」と言った。 ソフィアはどこからか聞こえてきた声に びっくりして辺りを見渡した。 でも何も見えない。 気のせいかなと思ったら 目の前に金色に輝く羽が生え、 耳が尖っている人のような生き物が現れた！ 手のひらに乗るくらい小さなその生き物を見て ソフィアは妖精だと思った。 街の図書館で妖精の本を 読んだことがあったからだ。 ソフィアは驚きながらも 「あなたの名前は？」と尋ねた。 妖精は「私はフィニ」と答えた。 フィニも「あなたの名前は？」と言ってきた。 ソフィアが名乗るとフィニは 「ソフィアはなんで悲しい顔をしているの？」 と尋ねた。 ソフィアは 「私はみんなと違うからいけない子なの」 と返した。 フィニは 「何でみんなと違うといけないの？」 「違ってもいいじゃない」 と言った。 ソフィアは 「でもみんなと違うから私は1人なの」 とまた泣きそうになった。 フィニは 「ソフィアは1人じゃないよ」 「フィニがいる♪」 と言った。 その言葉を聞いたソフィアは どんより曇り空のような気持ちが 曇り空から太陽の日が挿してくるように 暖かくなってきた。 ソフィアは 「ありがとう、フィニのおかげで 元気が出たよ♪」 とフィニの方を見ると フィニは 「ソフィアにはフィニがついてるからね」 「これを持ってて。悲しいときはこれを見て私を思い出して」 と言うとソフィアにあるものを手渡した。 それはピンクやオレンジに輝く石のネックレスだった。 「綺麗な石…」とソフィアが見惚れていると フィニはソフィアの周りを跳ねるように飛び回った。 飛び回るフィニを見てソフィアも笑顔になった。 フィニの陽気な性格がソフィアの気持ちも 太陽のように暖かい気持ちにさせてくれた。 フィニがいてくれたらどんな人も 前向きな気持ちになるだろう。 ーーーーー 手に取った人が前向きに日々を過ごせますようにと願いを込めて作りました。 ーーーーー ・サイズ チェーン約40cm+アジャスター約5cm ペンダントトップ約4cm ・素材 チェーン：丹銅 ペンダントトップ：レジン、ワイヤー(銅線にポリウレタン加工を施したもの)