自然の色の…陶土ブローチ（森/ハーフ/大）

陶土、磁器土で出来たブローチです。形はシンプルな円。 こちらは森の色（緑青色）になります。 包み込んで、私たちの心を癒し整えてくれるような、森の色。そんな色です。 半分だけ色がついたもので、大きいサイズになります。 控えめに、さりげなくつけたい方は小サイズ、きちんと存在感を出したい方は大サイズをお勧めします。 どちらもシンプルな形の洋服や、無地の生地に似合うかなと思います。 他のアクセサリーやストールなどと色味を合わせてつけていただくのも、お勧めです。 付けていただくことで、少しでも自然を身近な存在に感じていただけたら嬉しいな、と思い制作しました。 土を練るところから、全ての工程を手作業で制作しております。 全て自然の、天然の素材からできているということと、釉薬の色味や土の質感を手に取ったり、眺めたりして楽しんでいただきたいと思い、あえてシンプルな形にしました。 △、□、○…と迷ったのですが、角のない、柔らかさを感じる○（丸、円）にしました。 こちらのハーフは元の土のいろがわかる透明釉を使用していて、元の土の色と、色のある釉薬がかかった色の対比を楽しんでいただけたらと思います。 草木染めのものや、天然素材の服にも合うと思います。 色（釉薬）について… 自然の中にある色を選びました。 深く、どこまでも静かに限りなく続く、海の色。瑠璃釉を使用しております。 包み込んで、私たちの心を癒し整えてくれるような、森の色。織部釉を使用しております。←この作品です。 あたたかく、しっかりと私たちを支えてくれる、大地の色。飴釉を使用しております。 （※他の色は別の作品になりますのでお気をつけください。） 釉薬とは、陶磁器や琺瑯の表面をおおっているガラス質の部分である。陶磁器などを製作する際、粘土などを成形した器の表面に薬品をかけて生成する。粘土や灰などを水に懸濁させた液体が用いられる。（Wikipediaより） ”土”でできた形を覆う”色”の部分です。 これを塗ることにより色の変化を楽しんだり、液体が漏れたり汚れをつきづらくするような役割を果たします。 土について… 海は磁器土、森と大地は陶土で出来ております。 磁器土は白味が強く、さらりとした（つるつる？）手触りが特徴の土です。 反対に陶土は土の種類にもよりますが暖かい白色（クリーム色）や茶色などで、ざらざらとした本来の土のような手触りが感じられます。 双方に良いところがあり、色ごとに合う土を使用しています。 ※全て手作業で制作しておりますので、１点１点少しずつ表情が違っております。 （形や釉薬の色が大幅に変わることはございません。）